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ユニフレーム社 ネイチャーストーブ・ラージ

zodiacの空間

ネイチャーストーブ・ラージ
ユニフレーム社
7,900Yen(8% Tax included)

写真は、点火前、使用する前の状態です。
※写真を差替実施(8.Jan.2015)。改良版の蓋を載せた燃焼時の写真です。

うちではこのストーブの輻射熱がすごいためBBQ用の鉄板を敷いた上で焚火台Sのベースプレートを下に設置しています。芝生の上で使うときはさらに水を張ったバットを敷いて輻射熱で地面を焦がさないようにしています。

正確にはこのストーブの仕様ではいまは販売されていません。これは昨年春まで販売されていた製品です。いまのモデルは開口部に五徳のついた天板がはまっておりますし、フレームの構造も一部変わっています。
ですが大きくは差異ありません。

正直に言うと使いにくいです。
それは私が木質ペレットで使うからであって薪ストーブで使えばそんなに使いにくくはないかもしれません。
ペレットでは使いにくいです、燃料をペレットで買うならノーマルサイズのほうが良かったと思います。

利点でもあり欠点でもあるのが、ドカ燃えすることです。
ドカ燃えすると火炎がストーブの上1mにも及びます。鍋が大きいものであっても火に包まれます。ダッチオーブンならいいでしょうが、つかみ部が熱保護されている鍋ですととろけてしまう可能性があります。
ドカ燃えするので使いにくいです。
うちでは極めて大きいケトルでしか使っていません。大抵の鍋ですと壊す危険があります。

正直おすすめするには躊躇する製品です。

  • ジャンル

    ストーブ/ランタン

  • 2015/1/8更新
  • 2014/10/25登録
  • 2回更新

コメント

14/10/26

rx78-2

こんにちは〜
今でこそ、焚火に拘って薪まで用意してますが
以前、森に落ちている枝で焚火をやってみたところ
これが焚火の原点かなぁ〜と思った次第です
これも、アリですね♪

zodiac

rx78-2さん、こんばんは。
森に落ちている枝でやるのが基本だとは思うのですが、それは乾燥している米国では簡単にできるのですが、湿度が全般的に高い日本では確実ではありません。
それでも選択肢の一つにはなると思います。

私は次のテキストで上げるストーブを愛用しています。


ユニフレーム社のネイチャーストーブにはノーマルサイズとこのラージサイズの2種類があります。
ノーマルはたぶん改良されていません。このラージだけが改良されているように思うのです。ノーマルだと小枝やペレットも使いやすい内容量ですが、ではなぜラージが必要なのかといえばたぶんですが、少し大きめの枝や薪を投入しやすくするにはノーマルは小さかったのではないかと思うのです。
じつはネイチャーストーブを使い始めた頃に買ったシロモノでして、私自身あまり思慮が足りていません。なんでも大きいことはいいという思想なので小さい方に目もくれなかったんですね。で、ろくに運用できないまま改良品がでてしまったということです。

現行品とこの製品の差は
1)X字型の五徳から、鍋受け五徳がついた天板式に変わった(若干、炎が絞れるので良い)
2)ストーブ自体の板厚が厚くなっている。触ればわかる程度ですが、熱を受けてボコボコに変形するのが緩和される?
3)底面についている十字整流板が廃止されている。効果がないのかどうか?
4)新旧識別でしか意味ないが燃料投入用の側面窓の形が変わった。四角→五角形

底面からの上昇気流で燃焼効率はすごくよく、重量換算で言えば灰で残るのは木質ペレット(ピュア1号)の場合、投入量の1%未満です。
しかし輻射熱が半ぱなく防熱壁なしで直に設置させると地面が焦げます。
ですからうちでは三重防御をかけています。写真はキャンプサイトのファイアサークル内でしたから防御はいらなかったんですが、温度測定の関係で設置しました。
が、サーモグラフィの選定が正しくなく、壊しちゃいました・・・(汗。

15/1/8

zodiac

写真差替実施
五徳つき天板のみサプライ調達で他は旧式製品をそのまま。
写真の側板パーツは内側と外側を逆につけています。というのは使わない燃料投入口が自然に外側に開いてしまうのをふせぐためです。私は投入口の半分くらいの高さまで燃料を入れているのでした。
五徳つき天板のおかげで炎が絞られていくらかドカ燃えが防げます。

またストーブ右側の側板が熱で湾曲しているのがわかります。現行製品はうちの旧式よりも肉厚なので曲がりにくいとは思います。
ネイチャーストーブの下部はBBQ用の鉄板で、さらに下は焚火台ベースプレートSです。厳重なる遮熱の必要性がある場合はこのBBQ鉄板に水を張ります。