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ソロセット”焚”

pic-さんの空間

今までのソロキャンプでは、浅型クッカーを使っていました。そもそも初めてクッカーを手に入れた時は、浅型・深型とかの知識も無く、運搬方法も車、単車、自転車だったので、パッキングがどう・・・と言う意識は無く入手しました。

経験や興味が上がってきて始めて、ショップで深型を手にしてみましたが、浅型に比べて「食べづらそう」⇒「使い勝手が悪い」と言う印象で、特に買い換えませんでした。

ところが、トレッキングと言う「人力」での運搬、にあたり、ザックに浅型をパッキングしようとすると、なんとまぁ収まりの悪い事か!(笑)

こうして初めて、深型の意義に気付くのである。

他社も含めて色々物色した結果、やはりSPに(笑)!

後はチタンか?アルミか?でしたが、
私はアルミの”焚”をチョイス。

理由�@;チタンは、ペコペコに柔らかい感じが「×」
理由�A;チタンは熱の伝わりが一点集中なのが「×」
理由�B;重量は気にしない

�@は、「道具」はガシガシ使いたいので、ちょっと凹んで蓋の収まりが悪くなったとかに気を使いたくないのです。

�Aは、チタン製品を使った事はないのですが、ストーブの火が当たる所が集中的に加熱され、米を焚く時などに不都合と言うレビュー(SPC以外でも)を多々目にするので、そういった熱伝導的な好みで。

�Bは、「自力運搬」なら少しでも軽いほうがいい・・・とはもちろん思うのですが、”焚”と”極”のその差は95g。95gを気にするくらいなら、体重を1kgやせた方が良い!・・・と言う、持論に基づくもの(笑)。

さて、実際の使い勝手は・・・

浅型に慣れている事もありますが、当初の印象どおりはっきり言って「食べ辛い」。また、洗うのも浅型の方が断然洗いやすい。ザックへのパッキング優先でのチョイスになるので、仕方が無いですね。

ポットのスペックは830ml。今回は夕飯用に「トマト・パスタ」を用意。腹が減るだろうと思い、麺は200g。通常のパスタでは運搬しづらいので、ペンネを使う。ソースはレトルト


乾燥状態では気にならなかったのですが、茹でてペンネの容積が膨らみ、それにソースをかけるとポット一杯になりそうなくらい。加えて縦に混ぜづらいので、200gでは多すぎたかもしれません。茹でるのは150gくらいまでの方が、その後食べやすくなったかも。

また、チタントレック700の蓋のように、蓋に「湯切りのスリット」があると、より万能になると感じました。

また、ストーブに乗せたとき、浅型より遥かに背が高くなります(重心が上がります)。それは浅型の場合でも気になりますが、より、倒れないよう気を使いました。

また、五徳に乗る部分が極端に狭くなるので、五徳の足の数や形状には注意が必要です。ちなみに、写真のストーブ(某E社製)は五徳は3本。浅型でも3本ではクッカーが不安定です。話は逸れますが、五徳の足は4本のが欲しい(笑)!

カップのスペックは330ml。まぁ、十分なのですが、写真に写っているようなインスタントの飲み物やカップスープは、ほとんどが150ml〜180mlで指定されています。このカップで「煮る」と言ったような作業はしない(するならポットを使う方がいい)ので、いっその事もう少し浅くして(容量300mlとか280mlとか)、その分重量が軽くなる訳だから、よりピンポイントでニーズに合うかな!?

総じて・・・初めての深型なので、気になる点は多々ありましたが、素材感やハンドルの建て付けと言った基本的な部分は十分満足です。


とまぁ、私が感じた印象はこんな感じです。
新たにソロ用のクッカーを検討されている方々の、
参考になれば幸いです。

  • ジャンル

    キッチン/クッカー

  • 2012/11/24更新
  • 2012/11/24登録
  • 1回更新

コメント

12/11/24

donald

ボクも「『焚』派」です(キッパリ)!!

pic-さん

>donaldさん

こんばんは!

donaldさんも”焚”派なんですね!!
何だか嬉しいです!