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和鉄24 シーズニング

ハマノコヤジの空間

以前は全く興味がなかったのですが、急にダッチオーブンが欲しくなり買ってしまいました!!

U社10inchSDのつもりが、『手入れ楽よ』という上司の言葉に背中を押されて気になっていた和鉄に!

しかも28のつもりが、24のプリティさに負けました。ぶんぶくも魅力的でしたが、まずは和鉄を使い廻してからにします。

ところで炭火での加熱が甘かったのか、煙が出ずに表面のクリアが今一飛んでいないような…。時間もなかったので、無理やりオリーブオイルを塗ったりして収納しましたが、やはりやり直した方が良いのでしょうか?それともオイル塗りを続けていけばよいのでしょうか?

アドバイス下さい!!

  • ジャンル

    キッチン/クッカー

  • 2009/4/26登録

コメント

09/4/26

isdsys

 和鉄の場合、リッドの裏を鉄板として使用する事は、あまり無いかと思いますので、リッド自体のシーズニングは不要かと思います。(使っている内に油脂凝結します。)

 ポットの方も炭火で実施されたのでしょうか。シーズニングの必要なのは、ポットの方で、炭火では温度が足りなく、パラフィンの焼き切りや、本来のシーズニング(短時間での)は不可能かと思います。鉄の表面に酸化第一鉄の膜を形成するためには、少なくとも600℃〜800℃の高温が必要です。が、そこまで高温にしなくとも、表面には不均衡な鉄と空気の化合物(酸化鉄膜)が形成されます。それが重要で、通常使用時における水和性の錆を生じさせない効果があります。

 その酸化鉄の表面に油などを付着させ、焼結(正確には油の気化する温度よりも低い温度)させて、更に鉄の保護膜を形成するのが、シーズニングの目的です。理想的な温度は最初の焼き切り時に700℃前後、その後400℃程度まで冷却させて、オリーブオイルなどのオイルを吹き付けて炭化(理想は炭化の一歩手前)させると、見た目も綺麗なブラックポットが出来上がります。
 見た目が綺麗な物は、使用していても、とても使い勝手が良く、滅多に焦げ付きなどを発生させない優秀な調理器具となることでしょう。
 
 やり直しもききますので、納得のいく道具に育てて下さいね。

ハマノコヤジ

isdsysさん

ありがとうございます。うーん、明快なアドバイスです!!

やはり温度不足ですか。確かに新品時の色つやが、殆どそのままでした(炭に突っ込んだ取っ手部分のみ明らかに異なる状態になっておりました)。

昭和の日に再度トライして、GWに備えます。このままではオヤジの面目丸潰れトホホ…。

09/4/27

かいパパ

ハマノコヤジさん、はじめまして。

自己流ですが、僕のシーズニング方法を紹介します。

注意! かなりの高温になるので、軍手+厚めの皮手袋を
   して作業してください。

1.新品のDOの場合、防錆のためワックスが塗布されてい
 るので、中性洗剤+荒めのスポンジでゴシゴシ洗う。
 (クレンザーは、DO表面の細かな穴に入り込む恐れが
  あるので、使わない方がいいと思います。)

2.乾いた布で水気を取り、火にかけ完全に水分を飛ばす。

3.DOが暖かい内(素手で触れるくらい)に、オリーブ
 オイルをペーパータオルで、内側、外側全体に薄く塗る。
 (油の量が多いと、ムラができて綺麗に仕上がりません。)
  
4.強火でDOを焼き、オリーブオイルを完全に焼ききります。
 (白い煙が出なくなるまで焼きます。)

5.ポットの側面は、上部まで熱かよく伝わらないので、ポット
 を倒し側面を火にかけて、焼きます。

6.全体の油を焼ききったら火を止め、DOが熱い内(火を
 とめてすぐ)に、内側、外側全体にオリーブオイルを薄く
 塗ります。
 (煙が出ますが、気にせず塗ります。)

7.DOが完全に冷めるまで待ちます。

8. 3〜7を最低3回繰り返します。

9.香りの強い野菜(ねぎやセロリ等)を炒め、鉄くささ
 を取ります。

以上の作業を、フタにも行います。フタを使わない場合でも
見た目や錆止めの為に、シーズニングはした方が良いと思い
ます。

ハマノコヤジ

かいパパさん

はじめまして。これまた分かり易く、ノーセンスの私もイメトレは完ぺきにできそうです。

しかし、熱源はいかがでしょうか?IHのため、�@iwataniカセットコンロor�A焚き火or�B炭火の選択となります。�Bは既に失敗、�Aはキャンプ場での最終手段(極小の庭で昼間から焚火も近所迷惑かなと)として、明後日は�@で試そうと思いますが、他に何か良い方法はありますでしょうか?

isdsys

IH熱源でしたか。購入時にアドバイスはなかったのでしょうか。
ぶんぶくでしたら、表面が天然漆塗焼き付け塗装されていましたので、シーズニング不要でしたのに。
iwataniカセットコンロでは、空焼きのような高温に熱する作業は危険なのでおやめ下さい。焚火は大量の煤が出ますし、炭程も高温にはなりません。方法は炭を多量に使用して、鞴(ふいご)のような物で多量に酸素を供給してやれば、かなりの高温になります。場合によっては、DOの内側にも木炭を入れて周囲から熱してやれば、鉄表面の酸化膜形成は可能でしょう。しかし、油馴らしは、少々手間がかかりますね。DOの中の炭を外に出して冷ましてから洗浄し、炭の上にDOを置き、多めの油で切ったタマネギを2玉ほど炒めてやれば、鉄臭も取れ、適度に油に馴染むと思います。ただ、油はかなり高温になりますので、着火しやすくなります。長目の鉄箸か、炭挟みなどで行ってください。それと、無駄になってしまうかもしれませんが、消火用に大量の生野菜を用意しておけば、もしも(DOに火が入ってしまった時など)の時に投入すれば、消火は可能です。
くれぐれも注意して行ってください。炭火はガスと違い、すぐに消火する事ができませんから。

09/4/28

かいパパ

こんばんは。

熱源、困りましたね〜。

お薦めは、キャンプ用のツーバーナーです。
僕もキャンプ場で、使用後のメンテナンスで使っていますが、
問題ないです。

ツーバーナーはキャンプでは必需品ですし、価格も1万円
前後で購入できる物もあります。
 まだお持ちでなければ、これを気にご購入の検討をされて
みてはいかがでしょうか。

09/4/29

ハマノコヤジ

isdsysさん、かいパパさん

おかげ様で本日、シーズニング(らしき?)を完了させました。少なくともクリアは完全に焼き切っております。

ショップでは、やはりバーナーの購入を勧められたものの踏み込めず、大量の炭火&上下挟み込み&長時間(半日)でなんとか、しかしヘトヘトになりました…。

いやいや本当に有難うございました。

09/4/30

かいパパ

ハマノコヤジさん、お疲れ様でした。
無事、シーズニング完了できて良かったです。

 これから沢山使い込んで、素敵なブラックポット
に育て上げてください!
 (その為には、バーナー購入した方がいいですよ(笑))

09/7/3

jose

こんばんわ、コメントのリンクから遊びにきました。

シーズニングはやはり大変なんですね。
サイトや参考本でも見てみたんですが、何となく違う手順で行っていたりと、
頭を悩ませています。

でも、少しずつ育て上げていく感っていいですよね♪