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小笠原行2

タケちゃんパパの空間

シーカヤックで境浦という浜に到着して休憩したりシュノーケリングしたりしていました。周りを見るとすり鉢状の砂地、(アリ地獄の巣の様な物)直径1.2m位深さ70cm位でしょうか有りました。
そうアオウミガメの産卵場所です。周りを見渡すと無数の産卵場所が有り、間違えて人が踏み込まない様目印として三本の木の棒が立てて有ります。
その中の一つに時間を間違えて出てきてしまった産まれたて子ガメです。シーカヤックツアーガイドお仲間の人がたまたま見つけたそうです。本来ウミガメの産卵は夜、殻から出て来るのも夜で昼間に出る事は無いそうです。他の動物の餌になるからだそうです。よく産卵した卵を保護しある程度まで育て(父島では1年)放流するというニュースを見た方も多いと思われますが、子ガメの習性として光を目指して行動をするそうです。子ガメを見た境浦は街灯も民家も全く有りません。夜は真っ暗です。光を目指すと夜空の有る海に向かう事になります。保護される子ガメは町の近くに産卵をしてしまった親ガメの子供たちです。町の灯りを目指してしまうため保護するそうです。一匹の親ガメは一回に百個程卵を産卵し約二週間おきに5〜6回程度産卵するそうです。約二ヶ月で孵化脱出、その親から生まれた子ガメが父島に戻って来れるのは0〜1匹位だそうです。

  • ジャンル

    動物や昆虫たち

  • 撮影日

    08'8/20

  • 撮影場所

    父島 境浦

  • 撮影機材

    Xacti CA8

  • 2008/9/22登録