isdsys
>ルーフテープ、あれ自体がゆるんで来ませんでしたか?(^^;)
確かに、取り扱い説明書の通り設営しても、翌朝になるとルーフテープがタルタルになっている事がよくありました。PPテープなのである程度の伸び率はあるとは思いますが、使用中に伸びた分は、そのまま縮むわけではないので、使って延びしろを出し切ってやるしか方法はないようです。また、ラダーロック部分の滑りもあるようですので、二重に折り返してテンションを掛けた後、更に余剰分を結束して滑りを防止しています。
ちなみにロープの伸び率の検証をしてみました。一般的に使われるクレモナロープとSP製ナイロンロープ、今回採用したナイロン金剛打ちロープを5mで15kgのテンションを掛けた時、クレモナロープの延びしろは25cm以上にもなるのに比較して、SP製ナイロンロープでは15cm、金剛打ちロープでは、5cm程度という結果でした。
確かにロープの柔軟性で強風を受け流すと言う、たつや*松本さんのおっしゃる理論も一理あるのですが、ロープは金属製のスプリングやゴムと違い、伸びた分が勢い良く縮むわけではないので、伸びた分緩くなったテンションの時、吹き返す風で逆方向に煽られた時など、急激に方向の変わる風を受けた時に、衝撃をかわせなくなり、ポールやロープの破損、幕体の断裂が発生するものと考えます。であれば、なるべく伸びないロープでテンションを掛け続け、ゆとり分は全て幕体側に任せるといった設営の方が、強風に耐えると考えます。
まぁ、自然を相手にする訳ですので、全て理論通りには行かないこともありますが、取りあえず、以上の理論と方法により検証を積み重ねていきたいと思います。