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お決まりの写真ですが・・・

molkikouの空間

お決まりの写真ですが、
やっぱりUPせずにはいられません。
でも、トンボって、なんで細いところが好きなんでしょうか?広いところのほうが、とまりやすいと思うんですが・・・。

  • ジャンル

    動物や昆虫たち

  • 撮影日

    2008/7/20

  • 撮影場所

    山形県のキャンプ場

  • 撮影機材

    Canom EOS Kiss Digital X

  • 2008/8/5登録

コメント

08/8/5

isdsys

 トンボは、約2万もの単眼の集合体である複眼で物体を識別しています。複眼を構成する単眼は所謂、長い筒越しに物体を見ており、その識別能力は約5〜6Bit(視神経数)です。
 そのため、複眼は常に物体を点の集合体として認識しているため、3次元空間上で物体を識別する距離と方位は、面や線よりも点に対して高精度となります。(若しくは、動く点に対して)
 よって複眼を持つ昆虫他の生物は、点状物体などの容易に空間認識できる物体を好むようです。

 実は、昨日田圃で出会ったオニヤンマにこっそり教えてもらいました。(笑)

08/8/6

*SHIGEBO

これだけ寄ってよく逃げませんでしたね

isdsysさん
知識も凄いがトンボと話せるのはもっとすごいなぁ(笑

isdsys

 複眼の物体識別シーケンスに付いて、生物学者は深く研究している方が少ないように思いますが、そこはまず「構造」ありきの考え方に立ち戻ってみると、現実の人間社会にも同様の3次元物体識別を行っているものがあるんですね。

 それは、フラットアレイ型3次元レーダーです。昔のレーダーはパラボラ型アンテナを回転させて物体の距離と方位や仰角を測定していましたが、現代のレーダーはピンスポットのレーダー波を無数に発射し、跳ね返ってくるエコーの有る無しで物体識別をしています。その仕組みの原点は正に複眼そのものなのです。また、動く物体に対して敏感に反応する構造も、隣接するスポット波エコーの強弱により、物体の動作を予測追尾するような構造がトンボの脳にインストールされているのでしょう。

 このように人間は生物が持つ優れた能力を、うまく利用して科学を発展させたり、生活を豊かにしてきました。そんな恩恵を貰った自然を破壊してしまっては、何のための科学技術なのかと考え方を改める時期にきているのだと思います。もっともっと自然を大切にしなくちゃね。(と庭を闊歩していたカニさんが教えてくれました。)

*SHIGEBO

isdsysさんって 何者?(‾_‾;)

molkikou

>isdsysさん こんばんは

単眼とか複眼とか、昔、学校で習ったような記憶が。
オニヤンマさん曰く、点の方が面より認識しやすいということですね。でも、カニさんのおっしゃるとおり、自然界に学ぶものはとても多いようですね。本当に、自然は大切にしないといけませんね。


>*SHIGEBOさん こんばんは

>これだけ寄ってよく逃げませんでしたね。
写真を撮る前に、ぐるぐるしておいたので、目を回してたようです(笑
300mmの望遠で、可能な限り、寄ってみました。