isdsys
蜘蛛の巣が芸術的或いは幾何学的な文様となるのは、蜘蛛に埋め込まれたDNAがそうさせるのは間違いないのですが、蜘蛛自体は、自らの目でこれから巣を作ろうとする空間や風向、光の向きなどを確認・判断し、この巣を作り上げているという事が研究で明らかになっています。彼ら自身が「ここに、このような巣を作ろう」と考えて作っているという事自体が神秘の領域なんでしょうね。
ちなみに集団社会構造を成すことで有名な蜂類の巣の場合、これから巣を作るエリアに対しての空間認識という面では、蜘蛛に劣るそうです。蜘蛛−恐るべし。