アウトドア料理レシピアウトドア料理レシピ

クリック: 1040 リンク: 1 コメント: 11

ご飯を炊いてみる

瑳桶の空間

ありそうでなかった「白米」の炊き方。
バイクツーリングのソロキャンプでこれ以上にうまい物はないのだが、正直かなり難しかったです(苦笑
なので、たまたま成功した時のレシピを忘れないうちにここにメモしておく。

  • 使用アイテム

    ソロクッカー

  • 料理ジャンル

    ごはんもの

  • 2007/3/28更新
  • 2007/3/28登録
  • 1回更新

材料:1〜2人分

米:1合
水:適量

調味料

特になし

手順

1:お米を研ぐ。とりあえず、そんなにギュウギュウと研ぐ必要はないようです。軽く指先でかき混ぜて、とぎ汁が濁らなくなってきたくらいでオケ。

2:水に浸けて放置する。これ重要。30分ほど放置すると良いようです。15分ほどでも行けますが、短くなると芯が残る傾向にあります。なので、テントをはる前にとりあえずお米だけ研いで、テントを張ったりしているあいだ放置というのが時間の無駄もなくて良いでしょう。または、他の料理の下ごしらえをしているあいだに放置というのも良いかもしれません。

3:水加減の調整。私はチタントレック900を使って炊飯なのでその際の水加減です。チタントレック900の内側につけられている目盛りを使います。おおよそ、10ozと言う表示の部分あたりが適量。さらに細かく言えば、「10」と言う数字の下の部分と、その下の10ozを示す目盛りの横棒のちょうど中間あたりが適量。少ないと芯が残ります。おかゆになる危険を覚悟で、芯のないご飯を作りたい場合は少し多めに水を入れると良いでしょう。

4:全開の強火で沸騰させる。これでもかというくらい強力な炎でよいのではないでしょうか。ポイントは、フタに重石を乗せておくこと。チタンシングルマグの450あたりに水を入れて乗せておけば、軽く水が暖まります。また、このときU社のバーナーパットを使うと幸せになりやすいです。もちろん使わずに炊き上げる事も可能でしょうが、火加減の難易度が飛躍的に向上します。

5:弱火にする。吹きこぼれ始めたら弱火にしましょう。かと言って、弱すぎるのもあまりよろしくありません。適度な蒸気圧を維持できるような火力に持って行くのがポイント。この、適度な蒸気圧というのが各々のカンによるところだと思うので、この辺は練習してください。目安としては、常に蒸気が吹き出し続けるくらいだと思います。弱火を維持する時間はこれまた微妙です。短いと水が残るため、芯があるのに外はべちょべちょなご飯になりますし、長いと今度は鍋の底でご飯が炭化します。ポイントとしては、鍋の上においた重石に触れてみて、水が沸騰するごぼごぼと言う気配がなくなってから軽くご飯の焦げるニオイがするまでが弱火を維持する時間です。

6:蒸らす。飯盒なんかだと、逆さにして飯盒の底を叩けなんか言われますが、そんな事をする必要はありません。叩いてチタントレック900の底が凹むと嫌なので私はこれを絶対にしていません。普通の状態で火から下ろしてしばらく放置してください。放置する際、ご飯が冷めると嫌なので下に新聞紙や何らかの布を敷いておくと良いでしょう。蒸らしの時間は5分ほどが良いかと思われますが、好みに応じて時間を調節してください。傾向としては、早い目にフタを開けると柔らかめ、遅めに開けるとやや固めのご飯に仕上がります。もちろん猫舌の方は遅めにしてください。かなり熱いです。

7:食べる。そのまま食べてもアウトドアっぽくていいですし、何らかの器に盛っても良いと思います。SPワンセットなんかあると幸せかもしれませんが、そんなブルジョワな物はないというとき、普通にフタに盛れば良いと思います。

コメント

▽最近の10件 [ 全11件を表示 ] ページ| 1 | 2 |
07/3/28

そろしず

瑳桶さん はじめまして。
私もキャンプツーリングでは、いつも炊飯します。
その時その時でお米や火加減、水加減の違いからか、
微妙に仕上がりが変わります。
おいしく炊けると嬉しくなり、ついつい食べ過ぎてしまいます。

SPW朝霧でも炊きましたが、今回はいつもより多めに炊いたためか、
少々固めで失敗しました。

セージ

瑳桶さん はじめまして
この間、失敗覚悟で焚で炊飯しましたトコロ2回も大成功!?
しかし、次は美味く作る自信がありません。各量を量っておけば良かった。

たつや*町田(旧名たつや*松本)

キャンプには無洗米も、洗浄で水を汚さないので簡単かつエコで良いかもデス。

最近は家でも無洗米デス。
水は湧き水を使用。とっても美味しいデス。

07/3/29

えー氏

瑳桶さん、はじめまして。

昔、バイクソロでよくコッフェルで米炊きました。
登山やっている友人から教わった方法で、水に漬けた後、
「始めから終わりまでひたすらチョロチョロ」
「途中で味見して硬かったら水足してさらにチョロチョロ」
でした。教えてもらったときはショックを受けましたが、
これでそこそこ美味しく(失敗無く)炊けてましたよ。
単に外だったから美味かっただけかも知れないですが・・・。
ただし、普通に炊くより1.5〜2倍以上の時間がかかります。

瑳桶

>DACHSさん
初めまして。
「さおけ」と読んでください。
そう、何がいいって、チタンで炊飯。
ただそれだけですw

>そろしずさん
初めまして。
私の炊飯も常に仕上がり具合が変わります。
またそこがいいところでして(^^
私は1合炊いて一人で食べてしまいますが、それでも飽きがこないのはやっぱり自分で作ったという達成感のなせる技なのでしょう。

>セージさん
初めまして。
作ってみると意外とおぼえている物です。
恐れずにチャレンジあるのみです。

>たつや*松本さん
初めまして。
1合分のとぎ汁にどこまでの環境負荷があるのかは謎ですが、エコは大事ですね。
が、お米を研ぐところがまた楽しいのですよ。
楽をしたければパックのレトルトでよいのですから。

>えー氏さん
初めまして。
なるほど!
それは確かに失敗せずにうまくいきそうな感じ。
今度試してみます!

若葉

瑳桶さん はじめまして。
意外とお米を炊くってむずかしですよね。
私の場合、水の量を米の1.5倍にしています。
シェラカップで米1杯分をコッヘルに入れ、研いて、水を切ります。(コッヘルを傾けて、お米が崩れてくるくらい)
そして、シェラカップ1.5杯の水をいれて30分ほど水に浸けます。
毎回ドキドキしながら炊き上がりのタイミングを計っています。

07/3/30

瑳桶

>若葉さん
初めまして。
炊飯難しいですよね〜。
私も、ドキドキしながら炊きあがりを待ってます(^^

そろしず

そう言えば・・今回のSPW朝霧のように、雨の日などの周囲に音がある日ですと、
炊きあがりの微妙な音の判断が難しいです。
そのような時は視覚と臭覚に頼った判断になりますね。

07/4/2

瑳桶

>そろしずさん
意外と視覚は当てにならないというのが私の感想。
音は箸をフタに当てる事で代用できるし、ニオイに関しては、これがもっとも信頼のおける感覚ではないかと最近は思いますよ。

そろしず

そうですね・・それで「いまいち」だったのかも?