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ランドステーション取扱説明書

NOFUUZOの空間

ランドステーション(L)及び(M)の取扱説明書から、図説部分を割愛しています。他は原文のままです。

【設営の手順】
*設営は必ず2人以上で行ってください。
*全てのファスナーを閉めた状態で行ってください。
1)本体を平らな場所に広げます。
2)メインポール先端をメインコーナーのグロメットに差し込み、その上からメイン用二又ロープを掛けます。この時、ロープの返し部分は自在の位置を調節し、全て同じ長さにしてください。
*付属のルーフテープを使用して、ランドステーション内に別売のペンターイーズ/インナールーム/インナールームSを吊り下げる際は、ポール先端にルーフテープのグロメットを差し込んでから、メインコーナーのグロメットにポール先端を差し込んで設営してください。
3)ロープを掛けた後、フレームトップカバーで、フレーム先端を覆うようにベルクロでしっかり留めます。
4)2本のメインポールを立ち上げ、ルーフの稜線に対して外側に二又ロープを引き広げて、メインポールを中心に左右それぞれ約45°に開いた位置にペグダウンします。
*それぞれのロープ間の角度が90°以上広い位置でペグダウンするとポールにテンションが伝わらず、正しく設営することができなくなりますので注意してください。ペグダウンはタープからできるだけ遠くに行ってください。設営した時、ロープの角度が地面に対し約45°となるのが理想的なペグダウンの位置です。また、ペグを打ち込む角度はロープに対して90°になるようにペグダウンします。
5)ロープの自在の位置を調節し稜線部分を2割位緩ませた状態にします。
6)サブポール先端を、サブコーナーのグロメットに差し込み、その上からサブ用二又ロープを掛けます。この時、ロープの返し部分は自在の位置を調節し、すべて同じ長さにしてください。
7)ロープを掛けた後、フレームトップカバーで、フレーム先端を覆うようにベルクロでしっかり留めます。
8)2本のサブポールを立ち上げ、二又サブロープを広げ、サブポールを中心に左右それぞれに約45°に開いた位置にペグダウンします。
*それぞれのロープ間の角度が90°以上広い位置でペグダウンするとポールにテンションが伝わらず、正しく設営することができなくなりますので注意してください。ペグダウンはタープからできるだけ遠くに行ってください。設営した時、ロープの角度が地面に対し約45°となるのが理想的なペグダウンの位置です。また、ペグを打ち込む角度はロープに対して90°になるようにペグダウンします。
9)両サイドのペグダウンループを、稜線/メインポールの延長戦上に引きながらペグダウンします。
10)他のペグダウンゴムループを番号順にペグダウンしていきます。この時、各パネルがしわにならない事を確認しながら行ってください。
*ペグダウンループ�B�C�F�G�H�Kは、2重のペグダウンループになっています。ドアパネルとして使用しないときは、2重のペグダウンループを同時にペグダウンしてください。ドアパネルとして使用する時は、ドアパネル側のペグダウンループは使用しません。
11)最後にすべての張綱ロープをもう一度、番号順に引き、仕上げます。
*ロープの引きすぎにご注意ください。強く引きすぎている場合はその方向に大きなしわが発生します。しわの出ている方向のロープを緩めて、全体のテンションバランスを調整してください。
*本体が緩んだ状態やしわの入った状態で使用すると、風を大きく受けて倒れたり、雨が流れず、溜まってしまうなど、大変危険です。

【出入口の作り方】
*基本出入口を最大で6ケ所作ることができます。
1)出入口パネルのジッパー下部のペグダウンループを外し、外側から出入口パネルに付く引き手(黒)のジッパーを上まで開きます。
2)次に現れる引き手(赤)のジッパーを上まで開きます。
3)出入口パネルの全体をトグルで留めれば完成です。パネル開閉の際は、外側引き手(黒)のみの開閉で出入りすることができます。
*同様の方法で全6ケ所の出入口パネルを作ることができます。
*ドアパネルとして使用する際、引き手(黒)のジッパーから、引き手(赤)のジッパーまでのパネルは、余分なパネルとなりますのでこの部分は、トグルで巻き留めて使用してください。

【付属ルーフテープ活用方法】
本製品には、別売のペンターイーズ/インナールーム/インナールームSを付属のルーフテープを使用して取り付けることができます。

【別売ペンタイーズの取り付け】
1)設営手順2)で、メインポールに取り付けたルーフテープ(グレイ)にペンタイーズの頂点にあるバックル(♂)テープを接続します。
2)メインポールを中心に、ペンタイーズをランドステーションペグA〜Cにペンターイーズ背面部A´〜C´のペグループを引っ掛けて、バックルを調整してテンションを掛けます。
3)ペンターイーズフロントコーナー2ケ所とセンタージッパー下の1ケ所をボトムにしわがでないようにペグダウンします。
4)最後に1)で接続したバックルテープでテンションを掛けて完成。

【別売インナールーム/インナールームSの取り付け】
*インナールームをセッティングする場合、別売インナールーム用ハンガーが必要となります。
*インナールームSをセッティングする場合、別売インナールームS用ハンガーが必要となります。
1)別売インナールームハンガーを組み立て、メインポール間のルーフテープの○‐リングにセンターフックを引っ掛けてハンガーを吊るします。
2)ハンガーテープエンドのD-リングに、インナールーム/インナールームS天井各部各コーナーのフックを引っ掛けます。(インナールームSの場合は、センターフックもハンガーテープ中心のD-リングに引っ掛けます。)
3)インナールーム/インナールームSを室内にセッティングする位置を決めます。ルーフテープ上のO-リングを動かしたり、ハンガーを回転させてたりして出入口や、リングとのレイアウトを考慮してセッティングしてください。
4)インナールーム/インナールームSの4コーナーをボトムにしわができないようにテンションをかけてペグダウンします。
5)最後に、天井部コーナーにつくラダーロックテープを引いて、インナールーム/インナールームS全体にテンションをかけて完成です。
*インナールーム/インナールームSをルーフテープに吊るす時は、ルーフテープが、メインポール間でしっかりテンションがかかっていることを確認してください。テンションが不十分だとインナールーム/インナールームSが適当なテンションで張れないことがあります。

【スタイルアレンジ】
<基本編>オールクローズできる基本セット(別売ポール210cm×2・140cm×2)を使用して、開放感のあるスタイルにできます。
<応用編>基本セットのサブポール140cmを長くしたり、サブポールの数を増やすことで、より様々なスタイルを楽しくことができます。
*他にも、各パネル下部に付くグロメットや、6ケ所のファスナーの開閉、エクステンションパネルの活用で、様々なスタイルが楽しめます。

【注意】
*スタイルアレンジで、サブポールを高くセッティングした場合、メインポールとの高低差が減り、雨水が溜まる危険があります。天候状況を把握した上、設営してください。
*開口部を大きく設営した場合、風向によっては、本体が風を強く受けて倒れたりする危険があります。風向・天候を良く把握した上、設営してください。
■ポールやペグはそれぞれ付属の専用ケースに先端部が上になるように入れ、キャリーバッグに収納してください。むき出しの状態で収納すると本体生地を破損することがあります。

〔注意事項〕
フィールドでは予測不可能な事態が突発的に発生し、時にはプロダクツの性能を超えるような状況に直面する場合もあります。以下の説明がすべての危険な状況を説明している訳ではありません。プロダクツの性能をよく理解したうえで安全なキャンプをお楽しみください。

【火気厳禁】
■このタープの素材は難燃性ではありません。燃焼式のランタンやコンロ、ヒーターなどの熱源から遠ざけてお使いください。

【天候・気象状況】
■気象状況には常に細心の注意を払い、悪天候が予想されるときは速やかにキャンプを中止して安全な場所へ避難してください。
■タープは表面積が大きく体感風量よりはるかに大きな力を受けます。ご使用中はペグや張り綱がしっかりとつながれているかどうかを点検してください。強風下ではタープの使用を中止してください。

【設営・設営場所】
■風の吹き抜けるような場所や、雪崩、がけ崩れ、急な出水などの恐れのない地盤のしっかりとした、水はけのよい平坦な場所を選んで設置してください。
■燃焼式のランタンやコンロ、ヒーターなどの熱源のそばで組み立てたり、使用しないでください。万一熱源が転倒したり落下しても延焼しない距離を保ってください。
■たき火や花火などのそばで組み立てたり、使用しないでください。特に風下側では火の粉を覆り、生地に穴をあけてしまう場合があります。
■樹液が付着してしまうときれいに除去することはできません。樹液が垂れそうな木の下を避けて設営してください。溶剤などにより除去すると生地やコーティングを傷めます。
■タープの設営の際は、風に飛ばされないようにしっかりと支え、ペグを確実に打ち込んでください。ポールが倒れたり、ポールの先端がハネ返るなどして思わぬ事故になりますので、周囲の安全を確認してください。

【メンテナンス・保管】
■本製品は生地の特性を考慮し、できる限り色移りし難しい加工と配色パターンを採用していますが、保管状況などにより、若干の色移りが発生する場合があります。ご了承ください。
■濡れたまま保管すると、カビや異臭、生地の色うつり、生地の劣化などの原因となりますので、使用後は必ず風通しの良い日陰で十分に乾燥し、やわらかいブラシなどで汚れを落としてから保管してください。
■ポールは裏面の汚れを落とし、十分に乾燥させてから保管してください。濡れたまま保管すると腐食し、強度が低下します。ジョイント部分は常に清潔にし、少量のシリコン系潤滑材を薄く塗布してください。塗布し過ぎると生地に油ジミができますのでご注意ください。またポールにショックコードが内蔵されているものは不必要に引っ張らないでください。
■高温多湿を避け、直射日光の当たらない風通しのよい場所に保管してください。
■小さな生地の破損は市販のリペアテープで補修できます。補修の際はリペアテープ説明書をお読みください。
■ご使用により広範囲にわたり素材が劣化し、耐久度合を超えたものは修理できない場合があります。
■次回のキャンプに備え、ペグなどの付属品も含め十分に保守、点検をしてください。

【修理について】
■本格的な修理が必要な場合は、お買い求めになった販売店または弊社ユーザーサービス係までお問い合わせください。
■修理を依頼される場合は、必ず十分に乾燥させ、汚れをきれいに落としてください。
■修理品には修理箇所がはっきりとわかるように、必ずメモまたは荷札を付けてください。また破損時の状況をできるだけ詳しく記したメモを添えてください。
■修理品の運賃並びに修理費については以下のように規定させていただきます。
1.保証対象の場合:往復運賃並びに修理費は、弊社にて負担いたします。」
2.保証対象以外の場合:往復運賃並びに修理費は、お客様のご負担とさせていただきます。

〔永くお使い頂くために〕
スノーピーク製品の優れた品質は正しい取扱いとメンテナンスにより維持されるものです。プロダクツの機能を損なわないためにも、以下のポイントに留意してください。
【応急処置】
■不測の事態により本体生地が破損する場合がありますので、リペア用品(ガムテープ、ビニールテープ、添え木になるようなパイプなど)を携帯し、速やかに応急処置を施してください。損傷したまま放置すると、さらに大きく破れたり、修理不能になる場合があります。損傷度合いが激しいものは速やかに撤収してください。
■本体生地が破れてしまったり、穴があいてしまったときは、速やかにガムテープなどで両面から貼り合わせるか、撤収してください。

【撥水・防水性能について】
■本製品は、高性能の撥水加工を施していますが、生地の特性上、撥水性能(撥水の仕方や、耐水性)に若干の差が見られる場合があります。ご了承ください。
■撥水・防水加工の生地を使用しておりますが、長期にわたりご使用になると撥水機能が低下します。撥水性が衰えてきたときは市販の撥水スプレーなどを使用してください。スプレーご使用の際は、スプレーの注意書きをよくお読みください。
■防水性の高い生地を使用しておりますが、長期間雨滴など集中的に高い圧力が加わりますと浸み込む場合があります。

【紫外線の影響について】
■本製品の生地にはUVカット加工を施しています。UVカット加工は、人体にとって有害な紫外線の透過を抑えると共に、生地の強度劣化を緩和します。
*UVカット加工は、紫外線による人体の影響や素材劣化を防止するものではありません。
■タープ素材は、長期間日光にさらされた場合、退色や強度低下などの劣化を起こしますので、常設用として使用しなでください。
■紫外線の影響と思われる素材の劣化により、耐久度合を超えたものは修理できない場合があります。

〔品質保証について〕
スノーピークの製品は、フィールドで確実に使用するためにフィールドテストからスペックが確定し、長期間にわたって使い込んでいただけるような品質管理がなされています。万一、明らかに製造上の欠陥による問題が生じたときは、無料で修理又は新品と交換させていただきます。また、以下のような破損につきましては保証できませんのでご了承ください。
1.不測の事故による製品の破損
2.誤った使い方や粗雑な扱いによる製品の破損
3.経年変化や紫外線の影響による素材の劣化
4.その他製造上の欠陥以外による製品の破損
5.改造品の破損
ご不明な点やお気づきの点がございましたら、販売店又は弊社ユーザーサービス係までお問い合わせください。

  • ジャンル

    テント/タープ

  • 2007/2/17更新
  • 2007/2/11登録
  • 2回更新

コメント

▽最近の10件 [ 全39件を表示 ] ページ| 1 | 2 | 3 | 4 |
07/2/16

NOFUUZO

ココアぱぱさん、こんばんわ。
無料開放期間中ですので、ご自由にお使いください。

ココアぱぱ

え、へへ・・・!
ありがとうございます。

ランドステイションに、
焚火Sの代わりに、剛炎を使って鍋をするのも、
合いそうですね?
片付けが楽そうなので・・・(笑)
ちょっと「剛炎」は、高いですが〜!(>。<;)

07/2/17

NOFUUZO

ココアぱぱさん、毎度です。レビュー本文中に以下の内容を追加しました。ご参照ください。
〔注意事項〕
 【火気厳禁】
 【天候・気象状況】
 【設営・設営場所】
 【メンテナンス・保管】
 【修理について】
〔永くお使い頂くために〕
 【応急処置】
 【撥水・防水性能について】
 【紫外線の影響について】
〔品質保証について〕

ココアぱぱ

ランドステイションは、
制約が、多そうですね?
火気を、使ってる時に転倒したら致命傷だけでは済みません。
命の危険に・・・(汗)

タープの方が、よりシェルの方が安全ですね〜(ふ〜)
お気を付けて下さい!

NOFUUZO

ココアぱぱさん、どうもです。
〔注意事項〕を遵守するよう気をつけます。
風上側の隣接サイトから飛散した火の粉はどのように防げばいいのでしょうか?

07/2/18

ココアぱぱ

ランドステイションみたいに、大きいテントを張る時は、
隣接して張ることは少ないと思いますが(笑)

サイドを上げて、の料理の時も、
ガス系なら、直ぐに消して片付けられますね〜!
飛び火もないので(笑)

気象条件は、注意しても突然変わるのが常(自然)なので・・
管理人さんと、情報のやりとは大切ですね〜!
大掛かりな、セッティグの時は、判断が甘くなります(汗)

*SHIGEBO

裾にスカートがほしいなぁと書きましたが、メインポールを210から190にすると全体が下がって裾のグロメットに直接ペグダウンできるようになり、だいぶ隙間風が防げるようになるのではないかと? ぜひチャレンジしてご報告願います。

NOFUUZO

*SHIGEBOさん、アドバイス感謝申し上げます。
本体の裾部分には直にグロメットが装備されていませんので、全体が下がったとしても隙間のない完全なクローズは難しいように思います。
と言いますのは、フルクローズするためのペグダウンループゴム(ショックコードのような素材)は合計12ヵ所あり、そのうち6ヵ所のペグダウンループゴムはグロメット付テープから接続されており、他の6ヵ所のペグダウンループゴムは本体から接続されていまして、ループゴム部分を短くしたとしても本体を地面に密着させることはできないからです。
初張り時に時間的余裕があれば、メインポールを70×3→70+60+60へ、サブポールを70×2→60×2へ変更し、フルクローズにチャレンジしてみます。

NOFUUZO

ココアぱぱさん、どうもです。
ご一緒にイメトレいただきありがとうございます。
ぼちぼちとあーでもないなあ、こーでもないなあと言いながら、我流のランステスタイルを見つけ出したいと思います。

2/20(火曜日)22:30〜23:00の間、NHKで「飛び出せ!定年」という番組があり、「旅に生きがいを見つける、憧れのキャンピングカー」がテーマで、定年を迎えたご夫婦のキャンピングカーの納車から初キャンプを追ったドキュメントが放映されるそうです。
面白そうな番組ですので、ぜひご覧ください。

ココアぱぱ

またまた、キャンピングカーの番組の情報ありがとうございます!楽しみです。
ビデオに撮って保存して、見たいと思います。

欲しいと思ったら計画を立てないと・・・
絶対手に入らないですね〜(笑)
何か、我慢しないとな(爆)
家庭を犠牲に・・・(嘘)