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M42 オリオン大星雲

まこっちゃん の空間

冬の代表的な散光星雲です。

  • ジャンル

    大自然/美しい風景

  • 撮影日

    2006.10.26

  • 撮影場所

    日光戦場ヶ原

  • 撮影機材

    CANON EOS 5D
    CANON EF300mmf4.0L

  • 2006/10/26登録

コメント

06/10/26

pic-さん

>たけぞーさん、こんばんは!
鳥が羽ばたいているように見えるこの星雲、綺麗ですね!
我が家のチビ達はM42より、M78星雲ですが・・・(笑)!?

まこっちゃん 

pic-さん、こんばんは。
ハチドリや蝶が羽ばたいているように見える冬の代表的な星雲です。肉眼でもぼんやり見ることができます。

M78星雲。僕も大好きですよ。昭和40年代ですからね(‾o‾)
先日、小学校3年生の娘とかみさんと親子3人で「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」見てきましたよ〜
私のLDで昭和のウルトラマンを見てきたうちの娘は、4人のおじいさんウルトラマンががんばっている姿に感動して、嗚咽⇒号泣というコースを歩んでいました。
ちなみに、ホンモノのM78星雲はM42同様オリオン座にありますね。

ゴンタ

M78星雲ってこんなにきれいなんですね(^_-)-☆
とってもキレイで感動したのですが、これは
どのように撮影されたのでしょうか?
もし良かったら教えてくださいな〜m(__)m

pic-さん

>たけぞーさん
 私も家族で「〜ウルトラ兄弟」、観てきました!
なんせ私も昭和40年系、一番泣いていたのは何を隠そう、
私でした・・・(笑)!?

私も以前は、一眼と赤道儀を抱え、野辺山にハレー彗星を見に行ったりするような「星見人(ホシミスト)」でした!
また、綺麗な星空、案内してくださいね!

06/10/27

まこっちゃん 

ゴンタさん

ありがとうございます。
一眼レフ(でなくてもいいとおもいますが)デジカメを、赤道儀という星の動き(日周運動)を追いかける機械(モーターで動きます)に乗っけてシャッターを切ります。
星雲は暗いので、昔は数十分以上シャッターを開けっ放しにしなければならなかったのですが、現在はデジカメの感度をISO1600程度(かなりの高感度)に設定することで、わずか10〜30秒で、こんなふうに映ります。寒空でがたがた震えている時間はたいへん短くなりました。
などと書いていますが、ちゃんと星雲を写したのは、今回ががじめてでした。いつもは望遠鏡で空を覗く「眼視観測」ばかりやってきたのですが、今回初トライでした。
重要なのは、星のきれいな山岳地帯ではカメラを出して数十分足らずで、夜露でレンズがびしょびしょになるので、レンズにヒーターをつけることが必須です。これだけはないと撮影になりません(望遠鏡専門店で入手可能)。私のヒーターは貧弱だったので、レンズがぬれるたびに車の中に持ち込んでエアコンで乾かすはめになりました。今回の反省点です。
カメラを望遠鏡に接続してもっと大きな映像を楽しんでいる方がいますが高倍率での撮影はとてもたいへんです。大型赤道儀・電源・風対策・極軸あわせ・オートガイドシステムなどいろいろ工夫が必要になります。お手軽ではありません。
で、私は手持ちのレンズのなかで一番長いEF300F4.0Lで撮影し、トリミングしてみました。
この星雲はファインダーでもなんとか位置確認ができる(できない星雲のほうが圧倒的に多いのです。暗いですから)ので、けっこう楽に撮影できました。
「え、こんなに簡単に映るの?」というのが第一印象でした。

後日アップしますが、M45プレアデス星団(すばる)、M31アンドロメダ銀河などははるかに難しかったです(苦笑 これらは失敗作ですが、記念にアップする予定です。

結論ですが
�@ 一眼レフカメラ(露出時間を自由に設定できるもの)と望遠レンズ(明るめのF値のもの)
�A 赤道儀(モーター付き)
�B ポータブル電源
�C カメラ雲台
�D 梅雨対策ヒーター
があればとりあえず映ります。
寒空ではあっという間に電池を消耗しますのでカメラ電池は多めに持っていったほうがいいでしょう。私はEOS5D用電池を5本持っていきましたが、クルマの中で自転車操業的に充電を余儀なくされました。

今回の感想。10月後半の日光戦場ヶ原は寒かった・・・

まこっちゃん 

pic-さん

あはは。いっしょですね〜
私も泣こうと思ったんですが、娘に先を越されました。
高峰圭二さんのシェフ役、かっこよかったですね〜

まこっちゃん 

バジルさん

ありがとうございます。
EFレンズ、普段はなんとなく使っていたのですが、シビアな天体撮影の場合、威力を発揮するかもしれません。大切に使いたいものです。
しかし、ピントあわせは難しいですね。上級者の方はどうやってピント合わせているのだろうと思います。星(恒星)は点で移っていなければならないのですが、点にならん・・・苦労の連続です。ちなみにオートフォーカスは暗すぎて役に立たず、レンズの∞記号もあてにはならず、実際にとるかファインダーで確認するしか手がありません。

06/10/28

ゴンタ

たけぞーさん、こんちわ♪
丁寧なご回答いただきありがとうございます。
何となくイメージがわきましたよ、ふむふむ。
我が家にはD70sと300mmのレンズがあります。
ということは赤道儀と夜露対策ヒーターがあればいいのですね。
赤道儀はセッティングが難しそうですね・・・。
現在は設備投資がすべてキャンプ用品に使われているので
落ち着いたら挑戦したいと思います。
他の写真のUP、楽しみにしております(^^♪

まこっちゃん 

ゴンタさん

こんばんは。
おお、D70sと300mmがあれば、ちょっとうずきますね、腕が!!
赤道儀はポータブルなものなら数万円から入手可能です。が、300mmとなるとある程度のものを購入されたほうがいいかもしれません。
セッティングは、赤道儀の説明書にあります。ひとことで申し上げると、赤道儀の回転軸に小さな望遠鏡がついており、これを北極星の方向(厳密にはさらに0.5度離れた天の北極)に向けます。私はかなりいい加減にセッティングしてしまうタイプですが、天文マニアのHP見るとしっかりとセッティングしたほうがいいようです。
今回の遠征でわかりましたが、せっかく行く以上、ちゃんとセッティングしたほうが、結果としてはよい写真が撮れそうです。反省しています。

まこっちゃん 

バジルさん

長時間露光といっても15秒です(笑
望遠鏡ではなくEFレンズ越しにがんばりましたよ〜