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ツーバーナーを購入された方に質問です。

かず〜の空間

自分はツーバーナーの購入を考えていますが、液出しとスタンダードの違いがいまいちよくわかりません。(火力の違いや燃料の違いはわかるのですが・・・)
誰か教えていただけないでしょうか。
それと、液出し・スタンダードそれぞれの長・短所(ツーバーナー自体の長・短所)があれば教えて下さい。
お願いします。

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    キッチン/クッカー

  • 2005/8/19更新
  • 2005/8/19登録
  • 2回更新

コメント

▽最近の10件 [ 全17件を表示 ] ページ| 1 | 2 |
05/8/19

SP/開発・新居(ニイ)

こんにちは、かず〜さん。
コメントありがとうございます。tomojii45さんKUROCHANS-FAMILYさん。
液出し(倒立)と、スタンダード(正立)の基本的な違いはおっしゃるとおりです。
この違いが最も解かりやすいのが、双方の500缶連続燃焼時間です。
液出し・・・1時間55分。スタンダード・・・2時間30分。となっており、一見して液出しは燃費が悪いように考えられます。

しかし、液出しでは点火時のパワーがそのまま持続するのに対して、スタンダードは、冷却によるパワーダウンが起きます。その結果としてスタンダードは、500缶全てのガスを使い切るのに、「2時間30分かかってしまう(液出しより長い時間)」という事になります。
最も連続調理の場合にこういった結果となるということですが。

ではスタンダードの長所はというと、点火後15分間くらいであれば、スタンダードの火力のほうが、液出しより高い出力となっています。ただしガスを使用しつづけ缶内の空間が広くなった状態、例えば500缶内のガスが1/2くらいになった状態では、缶内の圧力が低下してきますから、点火直後でも出力は液出しより弱いことになります。

この状態の缶は冷えやすく、火力を維持するために、冷えてない缶に取り替えたりすることは、皆さんご存知のとおりです。
同じような缶を取り替えても、すぐに火力の低下が起き、何度も缶の取替えをした経験があるでしょう。

またtomojii45さんのおっしゃっている、「液出缶を直射日光に晒すことはお避け下さい。」は重要なことで、取り扱い説明書にも記載しています。
液出しに限らず、通常の缶でも高温になったガス缶を使用しますと、大きな炎が上がります。しかし通常の使用方法(正立)では、缶が冷えていくために、そのままでも炎は小さくなっていきます。
しかし、液出しでは火力の低下が起きません。その為に「点火は弱火から」と取り説では、説明をさせていただいています。
車内などで熱くなった缶は、日陰で冷やすかして、可能な限り常温に近い状態でご使用ください。

05/8/20

ターサンGT

☆なるほど〜。すごく解かりやすい説明で納得できました。
普段から私はDOや焚き火を燃料とした料理よりもクッカーを使用した料理を好みます。ですからバーナーは興味が有ります。
僕も今年から本格的に冬場の(雪中)キャンプに出かけようと思ってます。
当然気温も低く、料理も煮込む料理が中心に成ってくると思います。と、なると、価格の差の投資は現地で発揮できる?ということですね。(レギュラー製品と比較した時)
参考になりました。ありがとうございます。

かず〜

SP新居さんありがとうございます。
大変よくわかりました。
やはり値段の差だけの理由はしっかりとあると言う事なんですね。
今は少し液出しに傾いていますが、みなさんの意見をふまえ、これからじっくり考えていこうと思います。(お金の事も・・・)

ターサンGT

☆お金のこと・・・・重要ですよね〜!かず〜さん!(笑)。
レギュラーのバーナーで我慢すれば、、、液出の予算で焚き火台も買える・・・・ってセコイ考えに成っちゃうんですよね、僕は。(笑)。今はC社のGSツーバーナーなんですけど、液出、憧れますね。その前に来月、、、ランブリ6を購入予定。。。。
貧乏人の僕にはこういう素晴らしい情報は、気の毒です。(笑)

donald

ふむふむ。
なーるほど・・・。

05/8/21

tomojii45

donaldさん、また覗き見をしていますね!

かずくん

私の意見ですが、バーナーなら“液出し”、ガス缶なら“赤”が好きです。ガス缶の話題はあまりありませんが、赤缶の冷所での点火性能や、最後まで出力低下が少ないことなど、特筆すべき事だと思います。結局、私は、赤缶に合わせて“スタンダード”を購入しました。
しかし、バーナーについては、火力の安定性を考えると“液出し”の魅力は捨て切れません。液出しタイプのランタンでもでたら、買いかなぁと思っています。
寒冷地での使用ですが、イソブタンの沸点の−11度以下では使用できないのは“液出し”も“スタンダードも”一緒だと思うし、それ以下ではむしろプロパンを使っている赤缶に軍配が上がるのではないでしょうか。そんな寒いところで使わないと思うし、長くは使えないけれど!
赤缶使用時の缶の温度低下に伴う出力低下には、12cmの鍋にぬるま湯(水でも可)で暖めると途端にパワーアップします(面白いです)。
また、つまらない事ですが110缶を利用して、強火-弱火-消火の火力ノ−タッチクッキングも可能です?

05/8/22

donald

ふむふむふむ。
な〜るほど�U。

眺てるだけぇ〜>tomojii45さん

SP/開発・新居(ニイ)

再登場させていただきますね。

>110缶を利用して、強火-弱火-消火の火力ノ−タッチ
>クッキングも可能です?
これは面白いですね。一度試してみましょう。でも気温や料理によってかなり難しそうですが。試してみたいですね。

ところで、以前私も勘違いしていた事なんですが・・・。
イソブタンの沸点は−11度ですが、実は−20度でもちゃんと着火して使用できるんです。
もちろん火力は弱い状態ですが。この−11度というのはあくまでも沸点という事で、沸点が100度の水でも80度で気化するように、イソブタンも−11度以下でも気化するんです。もちろんプロパンにも同じことが言えますが。

05/8/24

かずくん

沸点と気化の関係は、その通りですよね。
−20℃で点火するとは吃驚です。
いずれにしても、*の赤缶がすごいことは実感しています。
・・・ガスが無くなるときはいつも凍り付いていますから。

結局、何を言っても寒さには“液出し”が有利ということでしょうね