流離いの旅人の空間 0キーワード

太陽に起こされ、草木の匂いを吸い込み、真夏の太陽、突然の雨、吹き付ける風、舞い散る雪。自然に翻弄されつつ、いつともなしに火をおこし、酒を片手に仲間と他愛もない話で盛り上がる。やがて星を数えながら、その日一日を思い返しては全力で遊んだ充実ぶりに包まれて眠る。
僕の生活に、"時計"は必要ない。というよりも、本当に幸せな生活に必要なものは、そんなに多くない。そして、そんなに便利である必要もない。ほんの少し手間がかかることを"不便"ととらえるか、"楽しみ"ととらえるか。僕はいつまでも、後者でいたいと思っている。

  • 2011/8/28登録