最近の5件
2015年 3月 | 2月 | 1月
2014年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2013年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2012年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2011年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 4月
今週末は山形行きです。
山形へは鉄道で行きます。米坂線沿線のあたりにいるんじゃないかな。宿は米沢です・・・といいたいところですが、テントです。鉄道移動なので荷は最小限。バーナーはMUKAストーブのみなんですが、燃料が危険物なので鉄道車内持ち込みができず現地調達ということで燃料なしで出発です。
先々週からものすごくテンションが落ちていたんですが、なんとか復旧し車で遠出してきました。っていうかこの車も2月頭までの命。最後の遠出(片道100km以上)です。
落ち込んでいた理由ですが、昨年亡くなったわが愛しい人の書き残し(遺言ではない)が出てきて、そのなかにあるデータを消してほしいとありました。彼女はメカ音痴で録音したデータを消せずそのまま自分が逝くことを悟った時にこのメッセージを残したようです。
「消す前に聴くのはいいけど、あなたを落ち込ますことは間違いないから聴かずに消してね」
とも書き残しにありました。
が、愛しい人の声が聴けるという希望とその内容が絶望そのものであること、そして録音時期が闘病の一番苦しい頃だったことを考えると、助言に従い消すのが賢明なのでしょう。
でも地雷を踏みに行きました。
・・・で、即死です。
その場で首を括りたくなったくらいに絶望でした。でもよく考えてみれば、あのメカ音痴に私のDATレコーダをよく動かせたなとも・・・。
で、内容は絶望ですが、声がね、弱っていてもやや回復して元気がある声も私にとっては宝物。
消すなんてとんでもない。
私が死ぬ時に一緒に持って行きますよ。向こうで会えたら「えー、もってきたの？マジですか」と批判されてもいいや。
嫌なら今夜化けて出てこい。とことん話し合いましょう。
そのまま地縛霊になってくれてもいいよ・・・。
でももう天使になってしまったんだろうなぁ・・・。
14/1/27
zodiacさん、ファイトです！
まだまだ傷は癒えないと思いますがファイトです！
私の妻の父が50代半ばで他界しました。
義父の書斎を整理すると、古いカセットテープが出て来ました。
何が録音されて要るのか分からない古いカセットテープ。
すでにカセットテープを再生するラジカセなども無いので、捨てられても当然な物でした。
なのに、妻は捨てずに保管しました。
それから数年が経ち、私の職場の倉庫に眠っていた廃棄されたラジカセを発見し上記の事を思い出しました。
なので、倉庫管理の方に許可を得てラジカセを引き取り帰宅。ラジカセに通電すると使用可能でした。
そして、古いカセットテープを再生すると、しばらくは無音が続きカラのテープだったのかと思って要ると「声」が聞こえて来ました。
その声の主は、若き頃の義父と幼少の妻と妹さんの3人の声でした。
テープの内容は、義父が娘達に自己紹介をさせたりするものでした。
妻はこの時の出来事を覚えていませんでしたが、若いとは言え久しぶりに聞く父親の声に号泣していました。
「あの時テープを捨てなかったのは、この時の為だったのね」と顔をぐしゃぐしゃにしてました。
なので、きっと「何か」が導いたか分かりませんが「何か」がこんな形で
現れたのだと思います。
義父の眼鏡とこのカセットテープは、妻の宝物です。
乱筆乱文にて、失礼致します。
14/1/28
mitsu.310さん、大切な話をありがとうございます。
私にとって死にたくなるような話というのは、私の前では痛い辛いとは弱音を吐かなかった彼女がDATのマイクの前でだけ本音の本音を話しているのですよ。つまりは私には建て前の姿しか見せてなかったんです。もちろん強い意思が込められているのは判っていました。
で、その反動はDATに録音されているんでした。なまじいい録音機材なので低い吐息もしっかり録音されていたりします。
120分テープでたぶん12,3回分録音されていました。ほとんどテープの終わりまで録音されていました。
生前は達観した考えを聞かされていたのですが、その彼女にしても死にたくない迷いを持ち続けていたのです。オーバーレベルの悲鳴も入っていて悲しくて情けなくてたまりませんでした。
こんなところで愚痴というか懺悔しても詮無きことなんですが、どうかお許しください。
zodiacさん、ファイト！