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Spenton LLC社製ウッドストーブXLを使った。

燃料は木質ペレットを使う。
上伊那森林組合製「ピュア1号」全木ペレット(直径6mm)である。
調達価格は1袋10kg(15Lらしい)で600円。
今回はテスト運用なので断って2袋(20kg)の購入とした。千葉県で扱ってくれるのは花島産業( http://www.hanashima.net/ )だ。宅配は30袋(300kg!)からとのことでやはり暖房用燃料で使う方がメインなのだろう。私みたいにアウトドアストーブ用途は極僅かなのではないか。なお猫砂として使う向きもあるらしい。

ストーブ内上部の空気穴の下までペレットを入れると重量にして約1kg(正確には今回は1,060g)、ペレットが入る。その上に着火材を置き着火した。
おおよそ2分で燃料に燃え移り以後は順調に燃焼する。

キレイに燃えるとかなりススが出ないのでテストに使ったケトルも綺麗ではあるが、それでも完全につかないわけではない。結果は写真のとおり。約1時間使っての様子だ。

燃焼は1時間がピークとなる。見た目には半分ほど燃焼したように見えるが、実際には底の燃料まで火が行っており、1時間経過後は、それまでのようなパンチのある火力は得られなくなる。
継続して燃焼させるには追加ペレットを投入するべきだろう。
今回は燃焼テストなので燃料を追加せずに使い切ることにした。

1時間で10Lの水を沸騰させられた。これだとパスタを茹でる(5L沸騰+25分継続加熱)ことも可能と思われる。目安として2Lの水(水温16度、外気温12度)を12分できっちり沸騰できている。氷点下の気象下ではもっと遅いだろうが、なかなかの火力と言えるのではないか。
1時間経過後に急速に火力低下した後はさらに1時間でやっとこさ2L沸騰させられるのが精一杯となる(低温下では沸騰は無理と見た)が2時間経過しても燃焼終了とはならずまだ燃焼している。
燃料を完全に燃え切ったとしてストーブ自体が熱を持っておりそれを冷却しなければいけない関係上、しばらくはファンをつけた状態で放置するのが良さそうだ。完全消火後の灰の量はまたあとで上げますね。

最初の1時間:10L沸騰
つぎの1時間:2L沸騰
つぎの56分:16度→63度(燃焼終了)・・・ただいま冷却中。

灰の量は45gで、燃焼前1,060g→燃焼後45gとなり、おおよそ4.2%となった。ただしこれは最後、火力低下に伴い不完全燃焼気味で燃え残ったためで綺麗に燃え切るとほとんど灰はないものと想像される。