snow peak club

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2010年 12月

先週の土曜日、軽井沢にいって来ました。
今年の夏に軽井沢でキャンプに目覚めて以来、毎月2回は訪れている軽井沢。キャンプをしたりアウトレットで買い物したり、毎回その目的は様々ですが、今回は長野県限定の年賀葉書を買いに行きました。
目指すは小諸郵便局。朝6時に出発。8時30分に目的地到着。
先日山梨県の本栖湖に行った時には山梨県限定の富士山の年賀葉書を買いました。その土地毎にいろんな絵があって、どれも特徴があり素敵。

長野県の絵は、井上進さんが描いた、「春光飛翔」。
朝日を浴びる北アルプス常念岳を背に、飛び立とうとする
コハクチョウを描き、春に飛翔する喜びを表していると。ふむふむ、ステキです。

30枚ほど購入し出口に向かうと、傍にたくさんのスタンプがありました。来年の干支のウサギや、お決まりの文言のスタンプでした。
今は殆どの人が年賀状をパソコンで印刷するが、地元のおじいちゃんおばあちゃん達はここでスタンプを押して帰るのだそう。
私も懐かしい気分になり、10枚ほどスタンプを押して帰りました。

パンが食べたくなったので旧軽の浅野屋さんへ。
朝一なのに何故かパンが冷たくてちょっとがっかりしましたが、
やはりそれでもウマイ。

買い物が終わると、妻が行きたい喫茶店があるというので、行ってみました。

旧軽から再び小諸方面に走る事約10分。

脇道にそれたところにひっそりと佇む雑貨カフェ、CAFE SHAKERさん。

外観は誰かの別荘のようなこじんまりした雰囲気。
個人のお宅に入るようで、少し緊張しながら入り口のドアを開けると、若い（といっても私達よりは歳上）ご主人が笑顔で迎え入れてくれました。

お店の中にはフライフィッシングの道具やキャンプ道具、手作りのマフラーやおしゃれな雑貨が展示されていたり値札がついていたり。
どれもゆったりと配置され、心地良い空間。
暖かい薪ストーブの前の席に座り、深煎りコーヒーとハーブティー、限定5食のスコーンを注文し、しばしまったり。
大きな窓からは柔らかな朝日が射し込み。
薪ストーブの暖かさとあいまって眠気を誘う。

ご主人はとても気さくな方で。私達がキャンプをする事を知るなり楽しげに歓談。見ず知らずの私達のたわいもないキャンプ話を、興味深げに聞いてくれて。
たまたま客は私達だけだったので、いろいろとお話できました。

30分ほどお話をして、名残惜しく思いながら店を出ました。
用があって昼過ぎに家につかないといけないので、帰途に。
高速をとばして1時30分には無事帰宅。
贅沢な時間を過ごしました。

11月26日から参加したfeelＥＡＲＴＨ2010、思い出に残った事を一つ。
アウトドア初心者の私にとってなにもかもが新鮮で。
なかでもブース出店していたSUZUKIさんでの賀曽利隆さんとの出会いは印象深かった。
賀曽利隆さんはSUZUKIのバイクで全世界を飛び回るバイク乗り。
各国を旅し、出来事を私達に著作という形で伝えてくれている人。
正直、あの場で出会うまで、賀曽利さんのことは知らなかったけど、ブースにたまたま立寄った私達に、賀曽利さんは丁寧にかつ熱っぽく、語ってくださった。その目の輝いていること。
少年の心を忘れない人、常に前へ前へ、気持ちは進み続けている人という印象。
ひと時、自分達まで世界を旅したような錯覚に。
最後に握手をしてもらい、サイトに帰った。
夜になると、SUZUKIの社長さん直々の説明付きで、天体望遠鏡を使って木星を眺めた。
集まってきた子供達と賀曽利さんと、わあわあ言いながらはるか遠くの世界に思いを馳せたあの時間は忘れられない時間になった。
社長含め、ロマン一杯のSUZUKIだから、バイクも素敵なんだと思った。