とどきちの日記

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19日〜21日で北アルプスは槍ヶ岳に行ってきました。
初日は新穂高から入山し、鏡平を経由し双六へ。
鏡平からは槍・穂高連峰が全て見ることができ、足を止めて景色を楽しむ。ところどころ紅葉も。
双六のテン場に着き、テントを張り終えて、双六岳山頂へ。360°の絶景を楽しむが、ガスが降りてきたので、テン場へ戻る。その後あっと言う間に真っ白に。夜は知らない間にガスが晴れて天空一面の星空。テントから顔だけ出してしばらく星空観察。

2日目は双六から西鎌尾根を通って槍ヶ岳へ。
昨晩はテン場でも3℃以下だったので、道のところどころ霜柱が見られる。槍ヶ岳までの縦走路は鎖場や、痩せた尾根道もあり、適度な緊張感で通過。先に進むにつれて槍ヶ岳が近づく景色はテンションが上がる。
槍ヶ岳山荘前に昼過ぎに着き、テン場の受付を済ませてテン場を確保。30張ほどしか場所がないので、そんな場所に張れることが結構うれしい。しかし、指定されたサイトはソロテントでも、ぎりぎり過ぎる広さしかなく、試行錯誤。
その後、槍ヶ岳山頂を目指すも、すでにかなりの順番待ち。どっかの遊園地のアトラクションにも似た光景で、降りてくるまで2時間半以上。
幸い仕事で高所の経験が少なからずあるため、高度感から来る恐怖心は少ない。こんなときに仕事が役立つとは思わなかったが、安全帯をせずにかなりの高梯子なので、気は抜けない。岩場は三点支持で気を抜かなければ問題ないが、浮石を落とさないように注意が必要。
初登頂を果たし、狭い山頂で記念撮影。遠くは富士山、立山、白山、御嶽まで360°の絶景。
下山後は夕日を見ながら食事。7時過ぎには就寝。

3日目は5時前起きで朝日を見にテントを出るが、槍ヶ岳はすでに下の方まで渋滞。早出する人を含め、山の朝はとても早い。そんな中、のんびりと朝日を見てから食事。その後再度槍ヶ岳山頂へ。
結局テン場を撤収したのは9時過ぎ。
すでに空いたサイトに張り始める人が居て、あわてて撤収。
槍ヶ岳に登れて満足していたので、下山することに。
新穂高までは14kmの道程で、白出沢からの林道歩きが長く、疲れた体には意外と辛い。
新穂高に14時半着。無事に下山。

北アルプスの絶景と槍ヶ岳を、晴天に恵まれたなか堪能できました。

コメント ▽全12件

09/9/22

がたお

詳細なレポ、楽しく読ませていただきました!

高所恐怖症な私は登れません!(笑)

ちじ

とどきちさん こんばんは。
スゴイ人ですね!
夏山以上かも? アハハ・・・

とどきち

ちじさん、こんばんは。
写真でも登り口近くですが、さらに列が伸びて山荘近くまで並んでいました。30分ほど全く進まず、その後も牛歩で一歩ずつしか進めません。おかげで景色は堪能出来ましたが、待ち疲れました。
一般ルートの登山客以外に、北鎌尾根から登ってくるクライマーも多く、頂上は大混雑。16時過ぎでも入口近くで並んでいる人も多くて、日没後も渋滞しているのが見えました。
プラカード持って整理する人が居ないのが不思議なぐらい、遊園地に似た光景でした。

09/9/23

nai

初心者な私ですが、PEAKS誌を見てその気になっていたところにこの日記(笑) ますます〜

とどきち

がたおさん、レポ読んでくれてありがとうございます。
明らかに高所苦手な人でも、頑張って登ってましたよ〜
登りより、下りの方が怖いかもしれませんが、三点支持の基本を守れば、大丈夫です。
登りと下りの交差する場所もあるので、少し登ってみてダメなら下りルートで引き返せます。


とどきち

naiさん、こんばんは。
PEAKS誌立ち読みしました(笑)載ってましたね。
今回、双六経由で槍に行きましたが、双六岳のテン場は広いし、水も無料だし、小屋のきれいなトイレが使えて快適でしたよ。
槍の先は、日の出前〜8時ぐらいと、昼過ぎぐらいからが混む様子でした。8時前ぐらいまで寒く、午後3時以降は気温が急に下がるので防寒着は必要です。
最短の飛騨沢側は小屋が槍平と穂高平しかなく、テン場は槍平のみ。雰囲気の良いテン場でした。槍平でテン泊して、そのままテントはデポして槍に登り、山荘泊まりの人も多いようです。樹林帯や林道歩きが長く展望が開けないので、最短でも長く感じるかも。

天気や行程と服装、水や食料などに無理がなければ、大丈夫ですよ。レスキュー保険等、掛け金の安いものでも、念のため掛けておかれると少しは気が楽かも。

09/9/28

ちじ

とどきちさんこんにちは。
僕の先輩4人組が19〜20日の日程で山小屋泊ですが
同じ槍ケ岳に行ってたみたいです。
この写真やテント場を見て同じ様な構図で
写真を撮ってると言ってました。
どこかで出会ってるかも? アハ・

とどきち

ちじさん、こんにちは。
槍ヶ岳は20日〜21日に居たので、すれ違いだったかもしれません。
とにかく人が多くて、槍の肩は、山荘泊の受付をする人の列と穂先に登る人の列が出来てました。
山荘は食堂や廊下にもあふれかえっていたと聞きます。
19日〜20日も人が多かったでしょうから、山荘泊まりは窮屈だったかもしれませんね。

09/9/29

ちじ

とどきちさんおはようございます。
19日はガラガラでしたが、20日は何処もイッパイで
仕方なく下山したみたいです。
おりてからも何処も混雑で温泉や食事もろくに
できなかったと言ってました。
あげくに駐車場で車を擦られていました。 アハ・

09/9/30

とどきち

ちじさん、どうもー。
車を擦られていたとは災難ですね。
入山前の早朝、近くの車が警報が作動している?(クラクションが連続して鳴っている)状態で、どこかに走り去って行きました。盗難でなければ良いんですが・・・
新穂高には登山者専用の無料駐車場が有って、今回そこに停めました。
盗難やいたずら防止のためか、警備員が入口に居ましたが、どれだけ効果が有るかは疑問です。
そうはいっても、2〜3日は停めっぱなしにしなければならないので、その間は何もないことを祈るだけです。
せいぜい、金目の物を置いておかないこととか、外から車内が見えない様にするとか・・・ですかね。
あとは、不便でも交通機関を使うしかないですね。

伊吹なら、有料ですが民家の敷地に停めさせてもらえるのでその点かなり安心です。すでに顔見知りのおばちゃんが居るので、電話しておけば夜間や早朝に来て停めて登りだすって感じです。

ちじ

とどきちさんおはようございます。
僕の先輩も同じ所に駐車してますよ。
19日の午前3時に2台分しか空いてなかったみたいです。

09/10/1

とどきち

僕は19日の午前1時過ぎ着でした。
7台分ぐらい空いてました。
150台程度のキャパしかなく、他は有料なので、ロープウェイ乗場近くの林道に路駐してる車も多かったですね。
前日は仕事終わって、家に戻らず直行で正解でした。
ただ、高山市内は夜間、ガソリンスタンドが営業しているところが、無いので要注意です。
高山市内のコンビニで尋ねたところ、14km先の飛騨国府まで走らなければ無いと言われ、驚きました。