ヤマタカcの日記

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2008年 10月

さて前回の日記で捌いた鶏さんですが、
もちろん自宅で美味しく頂きました。
育ちがいいだけあって( ゚Д゚)ウマー でした。

臓物系はちょっと苦手なのもあって
人にあげてしまったのですが
その他はこんな感じで。

・皮
砂糖醤油で煮詰める。
フツーの鶏よりも固めでコリコリ!
味が染みて美味かった〜。

・腿肉
塩胡椒して最近ハマリのダッチオーブンに放り込み、
一時間ほど弱火でコトコト。
人参とじゃが芋も添えて。
腿肉はもちろん美味しかったんだけど
染み出した脂が野菜も美味しくしてくれました。

・手羽先
塩胡椒してフライパンで焼く。
ちょっと醤油で味付け。
肉が締まってて噛み切れず、
ちょっと食べづらかった(^_^;。
でも皮も肉も美味しく頂きました。

・ささみ
これはもうお刺身で!ポン酢で頂く。
すっごいウマかったです。

・胸肉
大蒜+鷹の爪+トマトソースで煮詰めて
チキンアラビアータ。
ボリュームを増すためにキノコとパスタを投入。
トマトと鶏肉はよく合います。

・タマゴ
新鮮タマゴを新米にかけて玉子ご飯に!
玉子ご飯専用醤油を使用。
うまーい!!

・骨
残りの骨は鶏がらスープにするために
出汁をとってあります。
大量にとれたので冷凍保存。

全体的に肉が締まっていて、
普通の鶏だったら軟らかくなるハズの調理時間でまだ固め。
そのかわり味は濃厚でした。
美味しさそのままに柔らかくするにはどうすればいいのかな??
次回の課題。

鶏の絞め→捌き→調理まで
全て一人でやりました。
時間も気力も結構かかってます(^_^;。

「食材」が簡単に手に入る現代。
「他の生命を殺し食べている」
ということはなかなか実感できません。

自分達の世代でさえそうなのだから、
今の子供達は尚更でしょう。

こういう生の体験ができる機会を大事にして、
経験を伝えていくことができたらと思います。

*ホントは全部写真付きなんですが、
 ここの制約上載せられませんでした。
 一枚だけアップします。

コメント ▽全2件

08/10/30

かわちゃん

>全体的に肉が締まっていて、
地鶏系なんでしょうか、それともひね鳥なのかな?
どちらにしろ美味いでしょうね。

>美味しさそのままに柔らかくするにはどうすればいいのかな??
マリネしてから調理するかコンフィにしてみてはどうでしょう?


美味しく食べて成仏させてあげてください。

08/10/31

ヤマタカc

>かわちゃんさん
地鶏系なのかな〜?
茶色い毛の鶏でした。

ま、マリネ、コンフィ・・・。
どちらもまだやったことない調理法です(^_^;。
調べてやってみまーす。

鶏は残さず頂きましたw
成仏してくれますよーに・・・。(-∧-)

参加している稽古会で
「鶏を美味しく食べる会」というのが企画されました。

普段はスーパーで買って食べているパック詰めの鶏肉。
現代人の殆どの人が
「生き物としてではなく食材」
として認識していると思います。

この会のテーマは
改めて他の生命を頂くという行為を再確認すること。


来週がこの会の本番なのですが、
自分は実行委員に名乗りを上げたために
10/26の日曜日に4人で予行練習に行ってきました。

もちろん鶏を絞めるなんて初めて。
いやー、想像以上の衝撃的体験でした(^_^;。


・鶏を受け取る

まずは調理する鶏を栃木県益子町で
農業と養鶏場を営む高橋さんから譲り受けます。

この方、農業の知識はもちろんの事、
幅広い分野の知識をお持ちのようで、
話を聞いてると面白くて結構長居してしまいました。
鶏から鉱石、宇宙まで話が広がるとは思わなかった(^_^;
また話を聴いてみたい人です。


・準備

鶏を受け取った後は会場である茂木町に移動。
主催者の方が借りている農地で作業を開始。
焚火を起こしてお湯を沸かしたり、
鶏を吊るすための場所を作ったりと準備をします。

この時既に4羽譲ってもらったうちの1羽が
死んでしまっていました。
鶏はストレスを与えると耐え切れなくなって
ショック死してしまうんだそうです。
知らなかった。


・鶏を絞める

いよいよ鶏を絞めます・・・。
両手で足と首をそれぞれ持って、
首の骨を外して折るように力を込めて身体を開きます。

自分の手で動物の生命を奪うことに慣れていない自分には
覚悟を決めるまで時間がかかりました(^_^;。

「苦しむと可哀想だからひと思いに」

と言われていたのに、不器用なために時間がかかり
苦しませてしまった。鶏さん、ごめんなさい。

絞めたあとは血が上手く抜けるように
足を上にしてしばらく吊るしておきます。

ただ紐で縛るだけなんだけど、
自分で絞めたことで震えがおきてしまって、
手早くできませんでした。


・羽を毟る

鶏を捌くために体毛を取り去ります。
普通に引っ張ったのでは力いっぱいやっても抜けませんが、
熱湯に浸してやると簡単に抜けるようになります。

全身くまなく抜いてあげると、
ようやく肉屋で見たことのある風体になってきます。
まだ頭と足が付いてますが(^_^;。


・解体作業

鶏肉を各部位ごとに解体していきます。
元来グロテスクな話は苦手な自分にできるのかとても不安でしたが、
(内臓系の話はスグ青くなるほど弱い)
なんとかやり遂げることができました。

頭/足/お尻の切り落とし

腿肉
胸肉
ささみ
手羽先
背中側の骨を取り除く→鶏ガラ
食べれない部分の削除(のど袋/肺/胆汁)
レバー
砂肝
心臓

卵→お腹からでてきた
胸側の骨→鶏ガラ

焼き鳥屋なんかで見る「食材」となるまで捌きました。

普通に売ってる鶏肉は結構脂が手に付くものですが、
高橋さんから譲ってもらった鶏は
育て方が違うのか脂が手についてもそんなに気になりません。
水洗いで落ちるほど。
内臓を腑分けた時の匂いもほとんど気になりませんでした。

鶏でこれだけの違いがでるのだから、
食生活に気を使ってない自分なんかはどうなってるんだろう??
普段口に入れるものも気をつけた方がいいんだろうなぁ。

本当は調理までやる予定だったのですが、
思いのほか手間取ってしまい捌き終わった頃には真っ暗に・・・。
周りには電気が来てないので電灯もありません。
捌いた鶏は持ち帰って各自調理することになりました。

本番では1泊2日の予定なので、
暗くなる前に捌き終えて
ある程度まで調理してしまいたいです。

鶏は昨日美味しく頂きました。
それはまた次の日記にでも。

コメント ▽全2件

08/10/30

かわちゃん

はじめまして。
良い経験されましたね。
私はおじが猟師だったもので鹿や猪の解体は何度も見てきました。
ただ自分で締めると言う経験はしたことがありません。

鶏にしろ牛や豚にしろそういう行為の後に食卓に並ぶんだということを理解することはとても大事なことだと思います。

08/10/31

ヤマタカc

>かわちゃんさん
コメントありがとうございまーす!
近くに猟師の方が居たのですね。
俺も田舎の育ちですが、
そういうものは目にする機会がなかったので
今回のはいい経験になりました。

鶏はなんとか捌けましたが鹿や猪ですか・・・。
そちらは自信ありません(^_^;。

先週末の土日で
朝霧高原のふもとっぱらキャンプ場に行ってきました。

バイク仲間数人を誘って、
キャンプ&スキー仲間のちびさん達のグループにお世話になりました。

二日間ともとってもいい天気で、
雄大な富士山が山頂まではっきりと。

この開放感!素敵です。
自然って偉大だ!

テント設営と買出しの後、
宴会へ向けて焚火を起こして調理開始。

この日のために用意したダッチオーブンによる蒸し鶏も
好評のうちになくなりました。
練習してて良かった〜!

他にも煮込みハンバーグ、タコヤキ、焼きそば、
うどんに焼き芋、野菜スープに炊きたてご飯と盛りだくさん!
食べきれないw

さすがにこの時期にもなると夜は相当に冷え込むのだけど、
さらにプラスしてものすごい強風。
テントが倒れるかと思いました。

そんな風の吹き荒れる中、
なぜか焚火の周りに集まってくる人達w
やっぱり焚火には惹きつけられるものがあるようです。

みんなで焚火を囲っての談笑は楽しかった。
良いひと時をありがとうございました。


寒かったけど最高に楽しい二日間でした。
ご一緒したみなさんありがとうございました。
またの機会によろしくお願いします。

撤収に不手際があり、
お世話になった方々に迷惑をかけてしまいました。
反省し次回に役立てます。
すいませんでした。