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 キャンプ道具の様にコンパクトに収納したり、複雑な構造でフォールディングする道具っていろいろありますよね。自転車などもフォールディングの方法を知らない人が触ると壊してしまう事もあります。

 そもそもスタッキングやフォールディングって、その構造を熟知していないと、出来ない物が多々あるのですが、本来は適切な説明が表示してあったり、方法を知らなくても可能なように設計されるべきだと思うんです。

 SPの商品でも、展開・収納が簡単な物(焚火台とか)や複雑な物(テント類全般、リビング用品全般、ツインBBQボックスなど)があります。ユーザーならば一通りと言わず、穴が開くまで取り扱い説明書を熟読されているはずなので、戸惑うことはまずないと思いますが、まだ初心者の域の人や、未経験者と共に設営・撤収をするときは、寿命が縮まる思いを何度となくすることと思います。

 まぁ、結論から申しますと、未経験者による使用により、セルフインフレーターマットのウレタンフォームとマット素材の接着を、熱か収納時の圧縮による癒着と勘違いされて、きれいに全部の接着を剥がしてしまい、マットとして使い物にならなくなってしまったという事がありました。それ以前に、「エアーマットは空気を入れて使う物」という定着観念があったのか、パンパンに空気を入れてしまったため、ところどころ接着が剥がれ、小さな丘が3つ4つ出来ていた事も原因ですが、これも未経験者による行為だったため、咎めることなど出来ず、そのまま騙しだまし使っていたマットだった訳です。

 結局、同マットは息の根を止められ、修理することも出来ず、ゴミと化してしまった訳ですが、その辺の注意書きはマット自体にしてあった方がいいのではないかと言う点です。今回の昇天しましたマットはSP製ではありませんでしたので、諦めも付きますが・・・

 その他にも、テントの収納時、フレームをスリーブから抜く時に引いて抜くとスリーブの損傷を招く事や、フレームの取り付け時に注意しなければならない事や、細かな事では張り綱の結び目(堅結び等)の事など、初心者や未経験者では思いも因らぬ事をすることが多々あります。これらを防ぐ為には、「経験しか無い」と言ってしまえばそれまでですが、それぞれの道具類に、「してはいけない事」とか「こうしてください。」的な事をちょっと表示することにより、有る程度は防げる損傷もあるのではないかと思います。

 同様の事は思い起こせば他にも多々あるんですね。ガソリンランタンのポンピングノブを操作ミスで折られてしまったり、スクリーンタープの撤収時に外さなければならない金具を外さずに、フレームを取り去ったため、スクリーンが破れてしまったり、テントのフライシート裏側のベルクロテープの外し忘れでフライシートを破かれたり、某U社のテーブルの脚部構造を無理矢理折りたたまれてしまったり、同社のキッチンテーブルでも同様のことがあったりね。

 本音を言わせて貰うと、未経験者の場合、手伝いたい気持ちは分かるが、設営や撤収時は、手伝わなくていいから見てて欲しいって事ですかね。面と向かっては言えない本音ですけどね。