isdsysの日記

isdsysの空間へ »

最近の5件
2011年 7月 | 5月
2009年 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2008年 10月 | 9月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月
2007年 9月 | 8月 | 7月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月

 まぁ、結局夜の11時ころ到着すると、横殴りの風と雨。車のドアさえ開けられないほどの風雨。静岡放送では、臨時気象情報で、静岡県下全域に大雨洪水警報が発令されたと伝えていた。
 キャンプ場に到着すると濃霧で視界が約10mしかなく、道さえも確認できない状況で、とにかく管理棟を目指すが、ところどころ、テントサイトが車のライトに映し出されるが、人影までは確認出来ない。トイレや水場の近くならと車を止めて見るも、この嵐の中ではなすすべもなく、兎に角寝床を確保するため、車内の荷物を車外に下ろす。予め、防水のプラケースの中にパッキングしてきたので、ケースを下ろしたスペースにマットと寝袋を広げて朝まで仮眠体勢にはいる。
 今回、キャンプは初めてという同級生を連れ出したが、困惑状態で「こんな天気でキャンプしてるの?」と言う言葉を尻目に、「まぁ、こんな事もしばしば」と言っている自分も実はかなり困惑ぎみ。
 朝まで待てば、周囲の状況も判るようになるだろう。・・・しかし、6時に目が覚めても、明るくなって周りが判るだけで、風雨の勢いは、あまり衰える気配を見せない。
 今回は初めからテントは諦め、ブルーシートで風雨を凌げるシェルターを作ろうと準備してきたが、この風では、それも無理だと判断し、焚き火用の薪や炭も、結局使わず仕舞いとなった。
 受付は一応済ませたものの、イベントはすべて中止となり、結局はステッカーとSPW特製のネックストラップとフリスビーを受け取り、また車に引き返した。会場では全戸床上浸水状態で撤収に追われる参加者の方々、スタッフの方々が慌ただしく動き回っている。ガイロープを水中までまさぐって、打ってあるはずのソリステの位置を確認しつつも、抜くのに一苦労と言った様相だ。それにしても、リビングシェルの丈夫さに驚くばかり。あの嵐のような夜を越えて、逞しく立ち並ぶリビングシェルの群れは、耐久試験の実地検証の如く丈夫さを立証していた。
 もちろん、他のテントやスタッフサイト他1張りあったLSも、水没しながらもその姿を誇らしげに踏ん張っていた。LSもなかなかやるもんだと関心させられた。
 それらのテントやシェルの丈夫さを目前で確認できただけでも、得るところはあったと思う。いや、それ以上にリビングシェルの購入に二の足を踏んでいた私は、一つの確信をも得た。今回のようないわばエマージェンシー状態に対し、敢然と立ち向かえる装備を私は求めていたのだと。

 予定していたイベントが中止になり、相変わらず好転しない天候といつまでも睨めっこしていても仕方がないので、まったりと昼食の取れる場所をさがすことに。 朝霧高原から富士の裾野を斜めに突っ切り、山中湖から道志道へ。 途中何カ所か小規模な崖崩れや土砂の流出に遭遇したが、山梨から神奈川に入り、道志道が国道412にぶつかる交差点の角にある、ピッツァのお店「ドリームファーム」に到着。以前から何度か訪れたピッツァ専門店。
 生ハムが載ったサルシッチャをプロシュートで1枚、マルゲリータをジェノバで1枚、トマトとアンチョビのサラダ、ミネストローネ、エスプレッソ、自家製ジンジャエールなどを注文。二人でペロっとたいらげて満腹に。
 相模湖まで戻り高速に乗ると、いつもなら大渋滞の小仏トンネルはすんなり抜けたが、八王子から先は、のろのろだったので、高井戸から環8に降りて外回り。この時間帯ならまだ首都高よりは動く。松戸から千葉ニュータウンへ。総走行距離550kmのドライブ(キャンプじゃなかったけど)終了。

コメント ▽全2件

07/3/26

そろしず

isdsysさん、お疲れ様でした。
私は最初から車中泊を決め込んでいましたが、
突風で煽られる自分のペンタ&ポンタをマイカーの車窓から見ながら心配でしたが・・
少しテンション抜けましたが、朝まで凛々しく無傷でした(驚)
また車窓から見える突風に耐え続ける周囲のリビングシェル群には本当に凄いなぁ・・
と思いました。

isdsys

 今回の悪天候は、私の経験には無いものでしたが、シェルやテントの丈夫さには本当に驚かされましたね。以前、初冬の中禅寺湖で初雪と嵐に遭遇し、湖には存在しないと思っていた高波にさらわれそうになった時、ブルーシートに助けられましたが、その時の状況を思い出してしまいました。
 近いうちにリビングシェルを手に入れる事を決断した次第です。そろしずさんも大変でしたね。ペンタ&ポンタも丈夫ですが、今回の事を教訓に、装備の充実に邁進されたらと思います。(微笑)