最近の5件
2009年 1月
2008年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2007年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2006年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月
人それぞれ色々な感じ方があると思う。
と、前置きさせていただきます。
スノーピークウェイに参加している人たちというのは、バブル景気の時に一生懸命働いて、楽しんで消費した世代が圧倒的に多い。楽しいお祭りが好き。みんなでの楽しみ方を知っている人たち。その一方で20〜30歳代が少ないと感じた。世代で分けないとしても、キャンプ用品の頂上・ピーク・スノーピークのユーザーに集団の特性があって不思議ではない。
昭和60年代から平成5年頃までの所謂バブル景気(泡のお風呂のバブルスターのバブルから由来している名前なのだろう)で、明るい時代に皆で楽しんだキャンプを知っている世代。ジュリアナ東京とか、ワンレン・ボディコンとか流行ったように、皆でワイワイ楽しむのが好きな人が多い世代。
私は、カブスカウト・ボーイスカウトを小学生からやっていた。土日も母は出勤の共働き。父も週休二日制なんて無かったから、家族旅行なんて稀で、家族でキャンプなんて当然無し。土日の息子の面倒をみてくれるという理由でボーイスカウトに入団させたようだ。そこでのキャンプ活動は、本当にワイルドで、水も無い場所。当然トイレも無く、トイレは巨大な穴を土に掘って、穴に棒を2本通しただけ。落ちたら・・・って考えると、あまりの恐怖で、1週間キャンプで出るべきものは出ずに、便秘になる始末。食料として、生きた鶏を渡されて、それを頂く・・・雨が降れば、テントの脇に溝を掘りお城のお堀みたい。化繊のシュラフもぐしょぐしょ。「キャンプは楽しくない」と思っていた。
それが平成5年頃、会社の先輩に誘われて、初めて「オートキャンプ」というスタイルがあるのを知った。ボーイスカウトのワイルドキャンプとは全く違う。「キャンプの師匠は、コールマンのヘキサっていう大きなタープ持っているから、雨でも安心だぜ」私を誘ってくれた先輩は言った。雨のキャンプだったのでタープ自体に巨大な水たまりが出来る。時々バケツをひっくり返すように「バシャー」ってやらないと、崩壊するようなゆるゆるの張り方。今考えると張り方は全然ダメダメだったけど、それでも、凄く楽しかった。皆で楽しむオートキャンプって凄く楽しいなという良い思い出が残った。
そして、息子が3歳になって、ホームセンターで買った安物のダッチオーブンを持って、キャンプを始めた。息子も凄く楽しかったらしく、ハイテンションで「また連れてって」と言う(今では考えられないけど・・・)。キャンプする時は「いつも雨」という年度もあったが、それでも、毎週行きたい!と思うぐらい家族全員で楽しんでいた。私は仕事をしていてもいつもキャンプの事を考えるくらいの・・・キャンプ病にかかっていた。280馬力オーバーのハイパワーターボ車から、キャンプに照準を200%合わせた車に買い換えもした。
栃木にあるキャンプ場「たんぽぽ村」のオーナーに言われた事がある。「あなたたちみたいな家族を見ているとねー本当に羨ましくてね。僕が働いていた頃は、週休二日では無いから家族でキャンプしたくても出来なかったんだ」
バブルの頃、夜遅くまで働いて、そして泡のようにお金を使ったり、遊んだりした世代が今親になっている。「キャンプは楽しいから、ワイワイ話して楽しもうぜ」みたいな、遊び方を知っている世代が参加者の中心になっているのだと思う。
「(そのような経験をした)親からオートキャンプの楽しさを教わりました」というようなオートキャンプ2世が働く世代になりキャンプ活動に近い将来出始めるのかもしれない。それまでは、私たちバブルを知っている世代がオートキャンプの中心である。
10年後、私たちの息子たちは、オートキャンプの楽しさを知っているからその彼らが働いて収入を得るようになると、とても豊かなキャンプをするようになるのではないか。キャンプ用品も見る目も厳しく(なんて言ったって親がマニアだから・・・)今以上に優れた商品が出てくるようになる
のではないか。
その時期と、僕たちの退職の時期が重なると、キャンプ場が足りなくなるかも。今でも、満足するキャンプ場が少ないので、困るな。ゴルフ場の閉鎖する場所をキャンプ場にしたら結構人気出ると思うがどうだろう。トイレも適度にあるし、水道の配管もされている。木も適度にあって、日照も適度に良いのではないか?
ある意味人生の成功者がスノーピークを使う。
一方、そうではないけれど、経済的には無理してスノーピークを愛好する人も多い(私はこっち)。
いずれにしても、今回出合った方々は、非常に個性的でカラーの強い集団だったのだろと、帰りの高速道路を運転しながら考えていた。
トラメジーノで有名な室井シェフさんが、帰宅途中のバンバン川中島店でダウンジャケットを見られていた。キャンプ場では近くのサイトだったのでご挨拶しており、またご挨拶しようと思ったが、近寄り難かったのでバンバンではご挨拶せずにお先に失礼してしまった。
違わず個性の強い大先輩なのだろうと想像しながら・・・
08/10/6
たつや*松本さん、こんばんわ!
じっくり拝見させていただきました。
SPの商品はそのひとつひとつに、開発スタッフや販売スタッフの熱い思い入れが感じられます。強いこだわりです。
SPWに参加して、SPを愛用するSPerの方々もこだわりをもつ個性の強い方々だとおもいましたし、本当にみなさん個性的に楽しんおられるのが印象的でした。
私も子供たちにオートキャンプの楽しさを教え、教えられている日々です・・・・。
ごきげんようです(^^)
SPCの最近の日記より偶然、拝見させて頂き、すごぉ〜く感銘を受けコメントさせて頂きました。
私もバブル時代に馬車馬のごとく仕事を、そして寝ないで遊んだ世代です。
ボーイスカウトは、カブ、ボーイ、ローバー、シニヤスカウト、菊賞まで収得し、サバイバルに活動をしておりました。
最近、長男坊が生まれ、少ない休日の時間を家族みんなで過ごせる形は?と考えた時から高規格でのslow Life DAYキャンプが始まりました。
現在、山形市に在住、多摩NO,ゴルフに赤のカナディアンカヌーを積んで、静かな湖の湖畔で家族、友人家族とレクタLを張り、過ごしております。
たつや*松本さんのお名前は、SPCにていつも楽しみに拝見させて頂いております。
いつか、フィールドで御逢い出来ます事を楽しみにしております。その時は色々と御指導下さいませ・・・よろしくお願い致します。
08/10/8
長文失礼致しました。
本当に長いですね。
お付き合いいただきましてありがとうございました。
また、レス遅くて申し訳ございません。
わがやのトトロさん
ありがとうございます。 こんばんは。
例えばリビングシェルですが、かなりの頻度で、商品のマイナーチェンジというか、ランニングチェンジというのか改善を行っていて、カタログスペックに出てこない部分で、改良を繰り返しているのです。
商品追求の姿勢はとても良心的だと思います。
仲間でお互いのリビングシェルを比較すると、同じ色でも、少しづつ違ったりして、驚かされます。
テントでもあるようですよ。
常に、最新が最良だとは思いますが、その辺の姿勢も愛すべきでしょうね。
キャンプでも子供達に教えて教えられですか〜!!!
教育というものは、自分の子に対しても、仕事の部下に対しても、教える中で教えられている部分が沢山あると、いつも感じています。でも、キャンプではあまり感じた事無いかな〜正直!
あまり熱心じゃないからかな???真剣にキャンプすれば見えてくる・感じてくる部分があるでしょうね〜
どんな分野で教えられている感じですか?
是非、コメントお願いします〜
最近、モノに頼りすぎている自分が嫌に感じる時があります。限られたあるだけの道具で工夫する努力をしなきゃいけないと感じながら、目移りしてしまう自分が居る・・・
趣味のきもの えがみさん
こんばんは〜
凄〜い。
ボーイスカウトも途中で辞めずに最後までリーダーとしてご活躍されたのですね!尊敬します。カブとかボーイスカウトにとって、シニア以上の方って、本当に大先輩で・・・やさしいリーダーで・・・尊敬して見てましたよね。後輩の面倒見の良い、紳士で素敵な方なのだろうと察します。
バブルの時期、遅〜くまで仕事して、歌って、スキーして、キャンプして遊んだ世代ですか〜
経済活動と生活は密接に関係しているし、心情・心理への影響も大きいですよね。一時期だけでも、あの時期があったのが幸せなのか不幸なのか分からないけど、今の若い世代が感じたことの無い明るい時代があったのは経験として良かったかな?とは感じます。
カナディアン・カヌー所有ですか〜欲しい〜!!!
保管場所と車載が問題で夢が実現しません。違うな経済的な問題が一番ですかねっ!ゴルフより少し長かったりしないのですか?目立ちそうですね〜
屈斜路湖と青木湖で、私はレンタルでカナディアンカヌーを楽しみました〜気持ち良さを充分味わいましたよ〜(怖さも!)今度、一緒に乗せて下さい!前で漕ぎますから〜
後ろで舵取りでももっと良いですが〜(爆)
山形ですか〜自然が深くて、静かなキャンプ場が沢山ありそうですね。母の実家が米沢ですが、さらに北のほうですね。
秋田方面や宮城・福島方面にも良いキャンプ場ありますから羨ましいですよ。
お子様が幼稚園・小学生ぐらいになられたらキャンプの幅と質も大きく変化してくると思います。最初はロースタイルで、それからハイスタイルになり・・・うちはまた、ロースタイルに戻ったりしています。
転勤族ですか?私は転勤族ですが、近い将来、福島辺りのキャンプ場で一緒に楽しみましょう。
家族ご一緒でも・・・そうでなくとも。
たぶん、きっと!楽しいですよ!!!
>母の実家が米沢です
えぇぇぇ〜!?
初耳ですが・・・。
たつや*松本さん、こんばんわ!おしえられる事ですか〜?
子供たちは、ボールやおもちゃ、絵本、ゲームなど普段よく遊ぶものが無いので、キャンプ場にある身の回りの自然のもので、何かを作ったり工夫したりしてます。とても楽しいそうです!大人になると笑顔の数も少なくなっていくような気がします・・・
そういえば・・・
「あっ、しまったー!あれ忘れた〜」というとすかさず、「まぁいいじゃん!パパ気にしたってたのしくないよ〜!」
はたまた・・・
「パパまたあたらしいの買ったの〜」と言われるたびに
「いやーあれもよかったけど、これがなかなかさ〜」
と大人の言い訳・・・(>*<)
自分も子供の頃は「もの」があふれていたわけではないので
いろいろ工夫していたと思うのですけどね・・・(^^)
08/10/9
ごきげんようです(^^)
>今度、一緒に乗せて下さい!
是非!!実現出来ます事を楽しみにしております(^^)
只・・・川で激流に流され、死んじゃうといけないので、静かな湖で(^^)
私くし・・・そんなシミタレ(山形弁で 弱かす の意味らしい)ですので(曝)
いつか御逢い出来ます事を楽しみにしております。その時は色々と御指導下さいませ・・・よろしくお願い致します。
donaldさん
米沢の少し寂しい・・・
小野川温泉の温泉街にある農家です〜
昔はべこ飼ってたな〜
まさに米沢牛ですかね〜
丸ナスとか、鯉のうま煮とか、よく出てきたな〜
わがやのトトロさん
それは、とても良いお子さまですねっ!
それはお子様のご指摘が正しいと思いますよね。
忘れ物しても代用すれば楽しいものです!
趣味のきもの えがみさん
カナディアンカヌーで初めて川を下った際、びしょびしょに失禁した〜と木村東吉さんが書かれていました。
川下りは怖いのでしょうね〜
静かな湖でよろしくお願いします〜
ご指導する事は、何も無いですよ〜
皆がそれぞれのスタイルで食事して、深い就寝が出来れば良いと思うのです。
年末年始・雪中でもキャンプしているから、変な季節のノウハウは少しあるかな?とも思いますが、大したものでもないし〜
色々な場所でのキャンプのお話はお互いに出来て楽しいと思いますよ〜
福島辺りでどうですかね〜
家内とのチャリツーリング&「足湯」のコースですよ>小野川温泉。
あれれ〜今は足湯もあるんだ〜
温泉卵(ラジウム卵ですね)を作るマスは昔からあったけど、ちょー熱いですよね〜
こんな長文お付き合いいただき、ビックリです。
ありがとうございます。
08/10/10
たつや*松本さん
こんにちは。オートキャンプはホテルに泊まるよりも安い!そんな考えがキャンプを始める前はありました。
でも実際には違いました。結構お金のかかるレジャーでした(笑)
でも、道具が高いのはそれだけの理由があるからだと思ってます。ホームセンターに行けばかなり安いテントやタープが買えます。でも、いくら管理されているキャンプ場に行くからといっても自然相手には少し不安です。
やはり高価な道具はそれなりの理由があるのですね。どの分野のものでも同じと、自分は考えています。
キャンプは時間的にもゆとりがないと出来ないレジャーなのだと、たつや*松本さんの日記で再確認できました。
自分は、現在幸いにもキャンプが出来る環境にありますが、10年後、20年後もキャンプが出来る環境にいれれば良いな〜と感じました。
>こんな長文お付き合いいただき、ビックリです。
ありがとうございます。
いえいえ、長文は斜め読みですから・・・(ガハハハ)。
「米沢」つながりとは驚きです!!
やすさん こんばんは〜
キャンプは安いですからって、知らない人には騙せるトークかもしれないけど実際は違いますよね〜
食事も、外食や出来たものを買った方が安いこともしばしばだと感じますよね〜
本当に贅沢な趣味です キャンプは!
チープにはしたくない。少なくとも気持ちだけは!
doanldさん
斜め読みありがとうございます。
自分自身も読み返すとき斜め読みになってしまう?もしくは読めないくらいの長文ですね〜
もうしないと思います〜
08/10/11
長文楽しめましたよ。またお願いします。
たつや*松本さんの気持ちが伝わってきました!
「あし湯」だけじゃありません!!
「ほたる祭り」はじめ、いろんなイベントを定着させて
リピーターを増やしているようです。
温泉全体で誘客に力を入れています。
http://kanshin.snowpeak.co.jp/...
この「田んぼアート」もその一つ。
田んぼアート凄いですねっ!
あの田んぼの後ろの綺麗な新しい建物何だろう?
見れば大体場所が想像できそうなのですが、思いつかない・・・
*やすさん
お付き合いありがとうございます。
もう一度読み直したら乱文で間違いあったりしたので直しました・・・
恥ずかしい・・・
>あの田んぼの後ろの綺麗な新しい建物何だろう?
コミュニティーセンターを兼ねた「昆虫博物館」だったような気がします???
分かります。
あ〜あそこですか。
その辺りかな?とは想像していました。
昆虫博物館の少し下に、老人ホームがあって、
(亡き)祖母に会いに何回か会いに行きました。
切なかったな〜
僕たちが帰ろうとすると、祖母は立ち上がれない体なのに、帰るのを引き止めようと立ち上がろうとするのです。
思考能力は落ち込んでも、感情だけは残っていて・・・
13/7/17
感慨深いものがありますねぇ。
うちの親も共働きで母親は土日パートへ…
そんな訳で家族揃ってどこかに連れてってもらったことが
すくなかったんですよ。
13/7/18
レイマーヤさん
深い場所までようこそ。
5年前の記事をよく掘り起こして頂きました。
たぶん私の記事で一番の長文。
親は、苦労して働いて育ててくれたと思ってます。
そこまで働いてくれたおかげで、今、キャンプも楽しめてるんですよね。
そんな母も、この3月に亡くなりました。
親の苦労に対して、お返し出来なかったと後悔しています。
そうでしたか
ご愁傷様です。
たつや*町田(旧名たつや*松本)さんの日記で
重い話になってしまうと思ってコメントしませんでしたが
私も先月母を亡くしました。
いろいろな気持ちが湧いてきますよね。
レイマーヤさん
御愁傷様でございます。
逆に申し訳ございません。
ここは、重い日記の場所です。
一方で、目立たない場所なので、
本当のこと、他では書いていないこと、
自分のブログでも。
何か、感じる事、惹かれるものあったのでしょう。
ようこそここまでありがとうございました。
これからもよろしくお願い申し上げます。