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*tohruさんの7月11日の日記を読んで以来、色々考えてました。
たいした事もやってないし日ごろ何も考えていない私ですが、今朝「SPCの皆さんにお知らせする事なら、自分にもできるよな…」と思いついたので紹介します。

宮城の県北にある伊豆沼で、今年から炭素繊維による水質浄化運動が地元商店会によってはじまりました。
炭素繊維とは、ひらったく言えばカーボンファイバーで、髪の毛より細い繊維状の物です。
束ねた炭素繊維を水中に入れると一本一本が広がり、人口藻になります。
この炭素繊維に微生物が付着し生態系が生まれ、結果水質浄化になるというものです。
伊豆沼はラムサール条約にも指定されている沼なんですが、水質は全国でも毎年ワースト3の常連。
そこで、写真のように木枠のイカダに炭素繊維を取り付け、沼に入れました。

また、伊豆沼の近くには長沼という沼があり、そちらでは住民有志によって中国野菜の空芯菜(くうしんさい)を水上栽培し、水中に伸びた根から有機物を吸収させて水質を浄化するといった活動も行なわれています。

どちらの沼も広大な沼。これらの方法だけで水質が改善されることはないのですが、要は地域住民や観光客への啓蒙が狙いなのです。
水質汚染の主な原因は、生活雑排水の流入といわれています。
人間が汚水を流すことは簡単ですが、人間が水を浄化することは大変なことですよね。大変というより、自然(植物や動物)の力を借りないと出来ないのかもしれませんね…