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１月１７日夜１０時頃に家を出たお父様は海岸沿いには行けないと判断し、六甲山の裏側から東灘区へ行くルートを考えながら走り始めました。
阪神高速北神戸線永井谷入り口に来た時です。
ガードマンが入り口を封鎖して検問を行なってました。
でもなぜか窓を下ろしたお父様を見たガードマンは何も言わないで検問を開けて通してくれたそうです。
後から聞いたのですが、お父様の頭にはおじいちゃまからおみやげで貰った“海軍兵学校”の帽子が、海上自衛隊か海上保安庁の職員に見えたのでは・・・とのこと。
そのガードマンに道路状況を聞いた時も丁寧に大丈夫なことを教えてくれたそうです。
大丈夫なことが分っていてもいつもよりもゆっくり走って、当時終点だった箕谷から一般道路を有馬に向かい唐戸から六甲山トンネルを抜けるルートを進み、トンネルの入り口から渋滞、中程からはほとんど動かない状態です。
ここまで順調だったのですが、トンネル内にいるのは心理的にも恐怖感などで随分ナーバスになってしまうようです。
こういう時はイーグルスのテイクイットイージーを大音響で聞くよりもラジオをつけて情報収集・・・。（ｱﾀﾘﾏｴ ﾔﾛｰ･･!?）
・・・・・・・・・ to continue ・・・・・・・
