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今日は、関市の日本刀講座の2日目に行って来ました。
講座の最初に、古式日本刀鍛錬の現場を見学。
1300度に熱した炭火の中に小手の先に付いた鋼の塊(15cmX8cmX5cmぐらい)をいれ、熱くなった鋼を鎚で叩いて、不純物を弾き出す。トン・テン・カンの響き。決して、トン・チン・カンでは無い!
正に迫力満点の作業でした。
座学では、日本刀の製造過程を、刀匠の方から直接、詳細に教えて頂きました。
日本刀が何故曲がっているか?それは、鋼の焼きを入れたときの、冷え方の違いによる縮みの差なんだそうです。(棟側に厚めの土を塗る事により、刃側よりゆっくり冷えるため、収縮が大きいとの事。焼入れにより、鋼の結晶が、マルティンサイト(歯側)、オスティンサイト(棟側)になる)
大変、中身の濃い2時間半の講座でした。