大人と子ども、一緒に楽しむためのスタイルとは家族で野遊び。得られたのは、ともに成長する瞬間。

今年こそ思い切ってキャンプに出かけてみませんか?

最近、家族と一緒にキャンプを始めたいというご相談が増えてきました。その一方で、ファミリーキャンプには憧れはあるけれど、最初の一歩が踏み出せずに悩んでいるお父さん・お母さんも多いのではないでしょうか?

今回は、私がファミリーキャンプを始めたきっかけエピソードを交えながら、“キャンプで子育て”をする魅力、デビューにおすすめなアイテム・場所についてお話ししたいと思います。

キャンプは、大人にも子どもにもメリットがたくさん!特に、子どもの学びに大切な要素がたくさん詰まっています。

家族との思い出は、いつも自然の中に

はじめに、私がファミリーキャンプを始めたいと思った理由・きっかけについてお話します。

私は長野県の木曽という山奥で生まれ、キャンプ場やスキー場、登山ガイド等の仕事に携わっている父親のもとで育ちました。小さいころからよく父親の職場に連れて行ってもらっていたため、アウトドアに関わる環境・機会には恵まれていました。

そんな生い立ちもあり、子どもが生まれたころから、自分の妻や子どもともアウトドアを楽しみたいと思うようになりました。

私の家族は、私と奥さん、小学生の男の子、女の子の4人です。

ある時、奥さんに「家族でキャンプに行かない?」と提案をしてみました。返ってきた言葉は、予想通り「虫、嫌いやからイヤ! テントで寝るのはイヤ!」というもの。

そこで私は「キャンプが無理なら、日帰りでバーベキューならどう?」と言ってみました。すると…「テントで泊まらなければええでぇ!」と。

奥さんの許可も得られたところで、私たち家族の野遊びライフは、デイキャンプから始まりました。

家族とキャンプを始めるために最適なアイテムは…?

まず最初に考えたのが、小さい子どもがいる私たち家族にとって、キャンプを始めるために最適な「アイテムは何か?」ということ。そして選んだのが「リビングシェル」です。

リビングシェルを選んだ理由は、以下の通り。
・フロントパネルを上げると、開放的なリビング空間になること。
・フロントパネルを閉じると、プライベート空間ができて小さな子どもがいても安心できること。
・オプションの吊り下げ式のインナールームを使えば、テントとしても使えること(いつか家族でテント泊をしたい、という私の願望を叶えることができます)。
 
約10年愛用していますが、まだまだ現役で、今では私たち家族の思い出がたくさん詰まったアイテムのひとつになっています。

デイキャンプで感じた家族の成長の瞬間

デイキャンプから始まった我が家のファミリーキャンプ。

いつも親にベッタリだった子どもたちが、キャンプでは不思議とすぐに自分たちだけで遊びだしました。

落ち葉や木の実、石ころを商品にしてお買い物ごっこを始めたり、食事やテントを準備する際には「何かお手伝いないのぉ!」と自分たちから言ってくれるようになったり。今ではすっかり、しっかりとした戦力です。

ほんの小さな出来事かもしれませんが、こんなふうに子どもたちの成長や自主性が生まれる瞬間を目の前で感じられることが、野遊びの魅力なんです。
 
そして「虫嫌いやからイヤ!」「テントで寝るのはイヤ!」とずっと言っていた奥さんも、デイキャンプをするうちに徐々に「虫も思っていたより大丈夫やなぁ!」「テントで寝てみるのもええかなぁ!」と言うように…!!
 
さあ、ここまできたらステップアップ。次はテントで寝ることにチャレンジです。

慣れるまでは「2時間以内に行ける場所」で

そういうわけで高樋家のテント泊デビューは、何度もデイキャンプをして不安要素を取り除いてからのことでした。訪れた場所は、自宅から1時間ほどの距離にあるスノーピーク箕面キャンプフィールド
 
キャンプ場はたくさんありますが、慣れるまでは2時間以内で行けるキャンプ場がおすすめです。
 
理由は、子どもたちが車移動に飽きないため。私たち家族の経験上、2時間以内であれば、子どもたちから「まだ着かないのぉ?」という催促がくることはありません。

キャンプフィールドで、家族がつながる

それから数年後、私は現在、縁あってスノーピーク箕面自然館・箕面キャンプフィールドに勤務しています。

出勤時に家族で一緒に箕面キャンプフィールドへ行き、私は仕事、奥さんと子どもたちはキャンプをして過ごす週末もたくさんあります。

あれだけキャンプを嫌がっていた奥さんも、今ではリビングシェルやタープを自分で立てる練習を始めるまでになり、なんと最近では「お父さんは仕事やから、私たちは箕面でキャンプしとくわ」なんて言葉も出るようになりました。
 
私の仕事場であり、顔の知れたスタッフもいる箕面キャンプフィールドは、家族にとっての野遊びのホームグラウンドになっています。

お家では感じられない、家族の新しい一面を発見できるのが、ファミリーキャンプの魅力です。

お父さん・お母さん、今年こそファミリーキャンプに向けて最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

たかとい・ふみかず/長野県木曽郡出身、2012年10月入社。 私とスノーピークとの出会いは、新潟県妙高市の環境省外郭団体の施設で働いていた時のこと。仕事でもアウトドア生活を満喫していた私は、1998年スノーピークから発売された「ギガパワーストーブ“地”」の世界最小・最軽量・最コンパクトなバーナーに衝撃を受けました。勢いあまり、スノーピーク本社(当時は三条市三貫地に本社がありました)まで買いに行ったことは今でも覚えています。当時購入した「ギガパワーストーブ“地”」は、もちろん今でも現役で愛用しています。