1年に、1度の野遊び。快適シェルター&アパレルで過ごすフジロック。

次こそは、テント泊!強く思った初めてのフジロック。

僕にとって、特別な"野遊び"がたくさん詰まった空間があります。それは、1年に1度のフジロック。 初めてのフジロックは、振り返ること7年前の2011年。大学を卒業し、古着屋に入社したばかりだった頃、incubusというUSミクスチャーバンドが好きだったのですが、“7年ぶりにフジロックで日本に来日”ということで、行くしかない!と思ったことがキッカケでした。その年は、大雨の影響で土砂崩れが発生するなど、会場まで辿り着くことすらも危ういような状況でしたが、なんとか辿り着いた先に、僕にとっての「楽園」が広がっていました(笑)。

当時は、テントも持っておらず、仕事の都合もあり、1日だけで帰ってしまったのですが、その時に「またこの場所に、次はテントを持参して、心ゆくまで存分に楽しみに来よう」と思ったんです。

念願を叶えてくれた2ルームシェルター。

苗場の地を後にしてから月日が経ち、Snow Peakに入社をしてから一年後、その思いは叶い、念願のテントを手にして去年から再びフジロックに行くようになりました。

初めて購入したテントは、今では廃盤になってしまった2ルームシェルターの「タシーク」。オプションのエクステンションを‟足したり引いたり”することで、収容数も変更できることが選んだ最大の理由です。フジロックへの同行人数が毎回変わっても、ある程度の人数まではこれ1つで対応ができます。エクステンション時の拡張されたシルエットに惚れ込んだのも理由のひとつです。

僕の「タシーク」。インナールームを取り付けて2人でミニマムにキャンプすることもできますし、デイキャンプであればリビングスペースとして最大6人でゆったりと過ごすことも可能。また、オプションのエクステンションをつければ10人規模になり、宿泊でも5人分の寝室スペースとリビングスペースを確保できます。

実際にキャンプエリアで使ってみてよかったのは、フジロックではタープが張れないものの、3人で使用しても快適なリビング空間と寝室スペースを確保できたこと。さらにエクステンションをすると5人でも十分なスペースができました。そして中型サイズなので、1人でも設営可能なところも便利でした。フジロックでは場所取り合戦が恒例で、誰よりも早く会場に到着して陣取り、迅速な設営が求められるので(笑)、これは大切なポイントです。

「タシーク」は残念ながら廃盤になってしまいましたが、今のラインナップの中では、「エルフィールド」や「ランドロック」が同じカテゴリに該当しますね。頑丈な分、重さはありますが、天候が荒れて劣悪な環境になることが珍しくないフジロックでも、安心して過ごすことができます。

街でも、キャンプでも、フェスでも大好きな服を着たい。

僕にとって、テント以外でフェスの必須アイテムと言えば、スノーピークのアパレル全般です(仕事だから言ってるわけではないですよ!)。リリースされるスノピークアパレルを本当は全部買いたいぐらい、どの洋服も好きなのですが、さすがに全部は…(笑)。なので、フェスやキャンプでも使用できることも視野に入れて、便利&機能的&動きやすい&心地良い、最後に「かっこいい」がそろってる洋服を自分なりに厳選して、毎年各地のフェスを楽しんでいます。

収納力抜群の「タキビベスト」は、手ぶらでステージを行き来できるマストアイテム。ごきげんな片手にビールスタイルを叶えてくれます。

リュックのような収納力で、物を無くすことなく手ぶらで快適に歩けるのがたまらない「タキビベスト」。自由に動きやすい「WG Knit Pants」&「パワーストレッチパンツ」。雨から守る「ポンチョ」。急激に冷えた時に便利な「インサレーション」&「オクタジャケット」、濡れてもすぐに乾く「Dot Airシリーズ」など…。

宣伝ではないですが(笑)、スノーピークアパレルは野遊びのシチュエーションを徹底的に考え、デザイン&開発されたものばかりなので、フェスという場でも快適に過ごすことができます。

キャンプしながら、音楽に浸る。幸福度が増していく。

冬場はスキー場で人気を博する場所も、夏場になると何もない大自然の中に夢のような空間ができ、そこに世界各地からアーティストが集結し、全国各地から美味しいごはん屋さんが集い、その場所を心底楽しむためにたくさんの人達が集まり、テントを張って期間中を思う存分、満喫する。

ようやく自分もその一人になれて、7年前と変わらない楽園がココにはありましたが、僕自身には大きな変化がありました。テントで快適に寝泊まりをし、あらゆる環境にフィットするアパレルを着て、あの特別な空間の多幸感を味わうことが出来たのは Snow Peakとの出会いがあったからこそ。

野遊びをして、好きな服を着て、食を楽しみ、音を堪能し、ライブの感動を人と共感する。全てが最高に気持ちの良い組み合わせで言葉にできないぐらいです。今年は「フジロックで会いましょう!」と、店頭で約束したお客様とバッタリ会場で会って、愉しさを共有する瞬間もたまらなく幸せでした。

また来年もフジロックに行って、素敵な光景が目の前に広がり、沢山の人達とあの場所を共有できる日が来ると思うと、今からワクワクが止まりません。