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タープのトラブル
タープワークのトラブルは、力の掛かるポールとペグに集中する。
タープは風雨の影響を受けても美しいシルエットを保つために強烈なテンションが掛けられている。タープを支えているのは、ポールとロープとペグだ。3つのイクイップメントの効果的な使い方と応急処置の方法を紹介する。

1.メインポールが折れた時でもタープは張れる
a.立木を利用する
b.添え木で補強
強風や設営時の過度な負荷によってポールが折れてしまった場合は立木を利用する。もう一方のポールと同じくらいの高さでロープ掛けをする。幹を傷つけないために、布などを当てておくとよい。 固くて真っ直ぐな枝を拾ってきて、折れた部分に添え木をする。応急修理なので枝は何本でもよい。それをガムテープで丁寧に巻きつける。ポールは万能ではない。出発前に必ず点検することを勧める。

2.タープの強度はペグで決まる
タープは強風を受けると、時には一本のロープに100kg以上の張力が掛かる。その力を底辺で支えるものがペグだ。タープの強度はペグで決まるといってもいい。また、地面の状況に合わせて最適なペグを選ばないと十分な効果がない。まず、タープ用のペグは一般的に30cmのスチール製丸棒タイプが有効だ。軟弱な地面ではハーケンも効果的。雨などで土が緩んでいる場合は、スチールやアルミ製のVペグ、Lペグを使う。
長いペグは有効だが打ち込みには労力が必要 スノーピークのソリッドステークはスチールの丸棒ペグでヘッドが角形で、長めのフックが地面に刺さるので緩みにくい。
状態のいい地面では20cmクラスでも効く プラペグは軟らかい土壌では有効だが、固い場所だと打ち込みにくい。VやL字はアンカーとして土に埋められ用途が広い。
  丸棒ペグ ネイルペグ スチール
V・Lペグ
アイス
ハーケン
アルミ
V・Lペグ
アルミ
丸棒ペグ
アルミ
Tペグ
プラ
T・Hペグ
軟らかい土
細い砂まじりの土
砂利石まじりの土 × ×
大きな石まじりの土 × × ×
砂・雪 × × × × × × × ×
値段


3.ペグが効かない場合ではこんな方法で
砂地や雪上ではペグは効かない。そんな場合は、ペグを十字に交差したものや、枝を利用して穴の中に埋めれば抵抗材となってロープを引くことができる。大石に巻く方法もあるが強風に弱い。
バンダナの四隅を縛りそこにループを作る。その中に砂を満杯まで詰め込んで穴の中に埋める。最低でも50cmの穴を掘れば効果がある。
まず板切れに穴を二つ開け、ループを作って穴の中に埋める。タープから引いたロープをループの先に結べばロープを引くことが可能になる。


4.地面が軟らかい場所でのポールの立て方
a.砂浜の場合
砂浜では、ポールは砂の中に潜り込んでしまう。そこで、空き缶やシェラカップなど利用して力を分散させる。これらをポールエンドの下に置き、その上にポールを立てれば沈み込みを防ぐことができる。
b.雪上の場合
雪上でもポールは沈み込んでしまう。そんな時は砂浜と同じ方法でポールを立てる。ベニヤ板を敷く方法もあるが、蹴飛ばしたり、引っかけたりして外れる危険性がある。

5.ショックコードは正しく使う
ショックコード(ゴム製のロープ)を使用している人を見かけるが、右の写真は誤った方法である。ペグ側にコードがあると外れたときに反動でコードが飛び、タープ生地を傷めてしまう。

 
 
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